玉川高島屋S・C　東館アネックス（世田谷区玉川2）に10月7日、アウトドアスポーツウェア店「パタゴニア」がオープンした。

ストアマネジャーの神山さん

　パタゴニアは、アルピニズムを企業理念の中心に、クライミング、スキー、スノーボード、サーフィンなどを楽しむ人をターゲットにする。同店は、全国に展開する直営店。都内で8店舗目になる。「ライフスタイル」をコンセプトに掲げ、フィールドから街で使える商品を数多く取りそろえる。

　同店の外観は黒と白のフレームによる落ち着いた色合いとなっている。内装は自然をイメージし、ウッド調の床や柱、棚などを使い、各所に観葉植物を設置する。パタゴニアのコンセプトとして内装も可能な限り、環境に与える悪影響を最小限に抑えた設備にしているという。

　マーケティング担当者の松原聖恵さんによると、どんな店なのかを分かりやすくアピールするため、会計カウンターにパタゴニアを象徴するフィッツロイ山の写真を大きく飾り付けているという。

　商品の販売スペースは、1階と2階に分け、異なったテーマを設ける。1階には主に、二子玉川の特性を生かした商品を並べ、子ども服や女性服を中心に普段の生活にも着用できるような洋服を並べる。2階には、アウトドアスポーツをメインとした洋服を並べるほか、関連した本も販売する。

　設備は、各階に試着スペースが2カ所、1階にトイレを設置するほか、2階に上がるための階段の付近に、ベビーカーなどを使う来客者用に、駐車場スペースを設けている。そのほか、休憩スペースを店舗外に設ける。

　ストアマネジャーの神山知子さんは「素材や、着用するシーンなど、モノの選ぶことも楽しんでいただければ」と話す。

　営業時間は11時～20時。