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二子玉川ライズで地域連携イベント「タマリバーズ」 仮装で二子玉川文化を表現

タマリバーズvol.7 プレイベントの様子

タマリバーズvol.7 プレイベントの様子

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 二子玉川ライズ ガレリア(世田谷区玉川2)で、1月27日・28日、地域連携アートイベント「タマリバーズvol.7『ふたこのわたし』」が開催される。主催は二子玉川ライズと多摩美術大学。

稽古の様子

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 同イベントは、「美術大学のある街」として「アートによる二子玉川の地域づくり」を目指し、2011年の二子玉川ライズの開業に伴い、同施設と同大造形表現学部が共同で制作してきたイベントシリーズ。

 2016年から、多摩美術大学が設けるPBL(Project Based Learning)科目の産学協同研究授業として、東急電鉄、東急エージェンシーなどの企業とも連携している。同大演劇舞踏デザイン学科と統合デザイン学科の学生たちが「新しい街ににぎわいをもたらす仕掛けづくり」をテーマに、企画立案や制作、演出、広報活動、公演を手掛ける。

 イベント内容は、かつて二子玉川地域にあった渡し船「二子の渡し」をモチーフに、再開発事業や時代の流れによって無くなった遊園地や映画館などの文化施設に扮(ふん)した学生らが闇鍋のようなパフォーマンスをファンタジー風の広場演劇として展開する。

 エンディングでは、来場者も参加可能な盆踊りパフォーマンスを用意するという。二子玉川ライズ内の店に出没するプレイベント(14日・21日)や開演1時間前にはワークショップ(全4回)も行う。

 プロデューサーの芳野広太郎さんは「今年で『タマリバーズ』も7年目になり、地域の方々にも定着してきた。地域と連携して『美術大学』のある街として、二子玉川を知ってもらいたい。かつて二子玉川にあった文化をテーマにしているので、昔を知っている方に懐かしんでいただき、知らない方にも楽しんでいただきたい。パフォーマンスとしても楽しめる内容になっているので、1月の終わりで寒い時期だが、ぜひ見に来ていただければ」と話す。

 現在、飾り山車(だし)の引き手になる、ゲストパフォーマーも募集している。応募締め切りは、1月19日。応募方法などの詳細は「タマリバーズ」ホームページで公開している。

 開催期間は、1月27日13時~(公開リハーサル)・16時~と28日13時~・16時~。1回の公演時間は60分。

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