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美濃焼窯元が郷土食「味ご飯」ランチ-二子玉川東急フードショーで

「量るカロリー茶わん」で提供される郷土食「味ご飯」ランチセット

「量るカロリー茶わん」で提供される郷土食「味ご飯」ランチセット

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 二子玉川ライズ地下1階・東急フードショー内「オカッテ」イートインコーナーで、美濃焼窯元「カネコ小兵製陶所」(岐阜県土岐市)による実食イベント「窯元小兵の茶わん味ご飯」が開催されている。経済産業省中小企業庁主催「平成23年度地域産品販路開拓機会提供支援事業『SOCO COCO』」の一環で開く。

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 同社が開発した「量るカロリー茶わん」シリーズのお披露目イベントで、カロリーを量れる茶わんに窯焼き職人らに振る舞われてきた賄いの郷土食「味ご飯」を盛りつけ、ランチセットとして提供する。季節のあえ物、汁わん、おしんこを美濃の和紙のランチョンマットに載せて提供。価格は630円(1日30食限定)。

 同社広報担当の小平さんは「『味ご飯』はもともと火の番をする忙しい職人さんたちにおいしく、素早く、体力をつけてもらうための賄い飯。各窯元が味付けや素材で工夫しており、顔を合わせると『うちこそが一番の味ご飯』と味自慢対決になるほど(笑)。カネコ小兵のおかみがつくる郷土の味をぜひ食べに来ていただければ」と話す。

 「量るカロリー茶わん」は、ガラスのような透明感のある質感と、漆器を思わせる深みのある風合いを「焼き物」で表現した「ぎやまん陶」。内側の柄の下までふっくらよそうことで、規定の量のご飯を自然に盛りつけられる。重さや容積ではなくカロリーが量れるのは日本初。既に発売済みの「100kcal(キロカロリー)茶わん」(1,260円)に加え、今回新たに「150cal」(1,365円)、「200kcal」(1,470円)を発売した。各サイズとも「漆ブラウン」「茄子(ナス)紺ブルー」「利休グリーン」の3色を展開。美容と健康を求める女性や、糖尿病などカロリー制限の必要な年配層からの需要が高いという。期間中、同シリーズの皿や小鉢なども展示・販売している。

 同イベントが二子玉川で開催された経緯について、SOCO COCO運営事務局の担当者は「地域性が高く素朴で自然志向性の高い品を扱いイートインの施設をもつ『オカッテ』と、生活・文化水準が高く日本の良いものを楽しみ食事に喜びを求める人の多い二子玉川地区、食事を楽しみながら健康を保てるカネコ小兵の商品性が一致したことから、今回のイベントが企画された」と話す。

 営業時間は10時~21時。ランチセットの提供は11時30分~。イベントは11月2日まで。

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