学ぶ・知る

用賀アーバンクリニック、開院12年目で拡張移転

田中勝巳院長(新クリニック2階にて)

田中勝巳院長(新クリニック2階にて)

  • 0

  •  

 世田谷・用賀駅近くの「医療法人社団プラタナス 用賀アーバンクリニック」(世田谷区用賀2)が10月15日、隣接するビルへ移転拡張した。

新クリニックの外観

[広告]

 2000年12月開院の同院は、ファミリードクター(家庭医)を目指す診療所ネットワーク「プラタナス」の一つ。同法人は桜新町・松原のほか、首都圏6カ所で展開する。開設以来、インターネットで自分のカルテを閲覧できる「電子カルテシステム」(オープンカルテ)、昼休み無しの診療(木曜除く)や院内薬局、メールマガジンの発行、予約診察制の導入など「サービス業としての医療」の実践を進めている。同院の昨年度の利用者数は約4万5000人、1日当たり約150人。

 2011年4月より院長職を引き継いだ田中勝巳医師は、大学病院や救急救命センターなどに勤務後、へき地診療所での経験をきっかけに個々の患者の社会的な背景や家族環境など総合的な観点から医療に当たるプライマリ・ケアの重要性を認識し、2003年に同院へ参画した。就任以来、在宅医療部を持つ桜新町と「カルテ情報相互参照システム」の運用を始めたほか、有床入院診療所でホスピスケアにも対応する松原も含め、区内の姉妹クリニックとの連携を推進している。

 移転で延べ床面積は約70坪から100坪へ、診察室は3部屋から6部屋へと拡張。これまで内科、外科、小児科、リウマチ科など8診療科と特殊外来(巻爪外来)、心療カウンセリングのほか各種検査を行ってきた同院。増床に伴い、従来の常勤医3人と非常勤の小児科医2人と循環器専門外来体制に加え、上部消化管内視鏡検査担当の非常勤2人が加わった。「これまでは狭くて医師らの着替えもままならなかったほどだったが、増床により将来的には用賀の街に不足している他科外来診療の新設も検討することもできる」と田中院長。

 いち早く「ヒーリングアート」を取り入れた前クリニックのイメージを踏襲し、「自宅のようにくつろげる」デザインを心掛けたという。「ファミリードクターとして12年、小さかった子どもがすっかり大きく成長していたり、高齢になられていたり、患者さんの歴史を共有していることを実感している」と田中院長。「これまで通り、健康問題が生じた時には気軽にご相談いただけたら」とも。

 診療時間は原則8時~19時(木曜=13時~15時休診、土曜日=13時まで)。日曜休診。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース