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玉川高島屋S・C、今年の福袋売り上げ最高価格は「銀座英國屋」100万円

100万円福袋の商品を前にする「銀座英國屋玉川高島屋S・C店」の渡部貴徳店長

100万円福袋の商品を前にする「銀座英國屋玉川高島屋S・C店」の渡部貴徳店長

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「玉川高島屋S・C」(世田谷区玉川3)の新春恒例・福袋セールの販売最高価格が「銀座英國屋 玉川高島屋S・C店」(TEL 03-3708-2941)の100万円だったことが分かった。

「銀座英國屋玉川高島屋S・C店」初売り福袋のディスプレー(1月2日)

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 同S・Cでは、毎年2日から福袋セールを行っており、今年も専門店と「玉川タカシマヤ」各店が福袋を用意。価格帯は1,000円から220万円で、同施設を運営する東神開発によると、2日と3日を合わせた総入館者数は昨年比4パーセント増、総売り上げは昨年比7パーセント増だった。

 売り上げた福袋の最高価格は100万円で、販売したのは「銀座英國屋 玉川高島屋S・C店」。同店を運営する「英國屋」(中央区)は1940(昭和15)年創業で、メンズ・レディースのオーダーメードスーツ製造・販売と、メンズのプレタポルテ・服飾品販売で本州に全12店舗を展開する。

 同店では今年、20万円(5袋)、30万円(5袋)、100万円(1袋)の福袋を用意。そのうち20万円を2袋、100万円を1袋売り上げた。同店では初の取り扱いという100万円福袋の内容は「ラグジュアリー6点セット」で、オーダーメードのコート、スーツ、ジャケット、スラックス、シャツと同店オリジナルネクタイ。総額約170万円相当の商品の詰め合わせだった。購入したのは横浜在住の60代男性で会社経営者という。

 同店で25年、販売スタッフを務める井上光典さんは今年の初売りについて「来館者数も多く、ここ数年間では最も明るい雰囲気が感じられた。福袋を通じて、商品への関心を寄せていただいたという手応えがあった」と話す。同店の渡部貴徳店長も「20万円の福袋は20代と40代の比較的若い男性に購入いただいた」と明かし、「玉川高島屋店では、生地から選んで仕立てるという、本格的なオーダーメードを気軽にご体験いただけるような店づくりを心掛けている」と話した。

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