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スルガ銀行、二子玉川に「夢研究所」支店-未来を創る開放型交流スペース

同店入り口: 二子玉川支店・中川孝勇支店長(右)とd-labo島田一宏さん

同店入り口: 二子玉川支店・中川孝勇支店長(右)とd-labo島田一宏さん

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 スルガ銀行は2月10日、二子玉川ライズ(世田谷区玉川2)オフィス棟12階にコミュニケーションスペース「d-labo(夢研究所)」を併設した二子玉川支店を開設した。

同店内「キッズルーム」の様子

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 静岡県沼津市に本店を置き、静岡県と神奈川県を主な営業エリアとして展開する同行。1999年9月からの邦銀初のインターネットバンキングサービスや他業態との提携ローン商品など個性的な営業戦略で知られる。「『Be unique』という社風」(同行広報担当)の下、2007年3月に開設した「スルガ銀行 ミッドタウン支店」内に同行の企業理念「夢をかたちに、夢に日付をいれるお手伝い」を反映させたコミュニケーションスペース「d-labo(夢研究所)」を創設。既存の顧客が多い世田谷区内の二子玉川で同取り組みの第2弾を開始した。

 多摩川河川敷や再開発工事中の東地区を眼下に一望する同所のフロア面積は約175坪。入り口すぐの左手にATM機が置かれ、案内カウンターを過ぎると約1500冊の書籍棚を備えたスペースが広がる。約1000冊はクリエーティブディレクターの内沼晋太郎さんがコーディネートした夢やお金、ライフスタイルにまつわる書籍で、約500冊は書評サイト「HONZ」で紹介された「おすすめ本」をそろえる。

 そのほか、iPadが3台置かれたリフレッシュカウンターやソファコーナーと可動式壁で区切られた7つの相談室を用意。さらに、「用が無くても『ファミリーで』足を向けたくなるスペース」という同所コンセプトに基づき、ミッドタウンとの最大の違いである「キッズルーム」を設けた。土足禁止の同ルーム内は壁一面が富士山を望む大きな窓。子どもたちの「夢の発信基地」を目指し、子ども向けの書籍や絵本約300冊とおもちゃなどが置かれる。

 同店行員はバックヤードで業務に当たるため、これまでの銀行支店内のイメージ風景とは大きく異なる。「銀行らしくない場づくりを目指す。落ち着いて夢を語り合えるような『書斎』として使っていただければ」と中川孝勇支店長。「スタッフ自身も当店の魅力的なコンテンツの一つになるべく、常に感度を高くし、二子玉川で暮らす方・働く方皆さまと一緒にさまざまなアイデアを頂きながらいろいろなものを生み出したい」と話す。

 同フロアへは誰でも入場可能。今後、「未来を描くきっかけを創る場として存分に使っていただけるよう」さまざまなジャンルのセミナーやイベントを予定する。第1回は「本を語ろう!~HONZ女子会~」(3月17日10時30分~12時)。HONZ副代表の東えりかさんとタレントの麻木久仁子さんを招いて本について語り合う。

 d-laboの営業時間は平日=9時~19時、土曜・日曜・祝日=10時~18時。

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