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世田谷・瀬田中3年生が和太鼓集団でプロデビュー、日本文化の発展目指し世界へ

演奏中の横須賀梨樹さん(前列右、今年8月台湾にて)

演奏中の横須賀梨樹さん(前列右、今年8月台湾にて)

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 世田谷区立瀬田中学校(世田谷区瀬田2)3年生の横須賀梨樹(りき)さんが11月15日、若手和太鼓集団「Super Taiko Boys(スーパー太鼓ボーイズ)」の一員としてプロデビューする。

篠笛を演奏する横須賀梨樹さん

 2000年3月生まれの梨樹さんがプロとしてデビュー公演するのは北沢タウンホール(北沢2)で開かれる「BEAT FOR JAPAN 2014東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」。和太鼓奏者の林田ひろゆきさんが指導する同和太鼓集団は、2012年に結成された10代~20代の若手太鼓奏者約25人による「スーパー太鼓ジュニア」から選抜されたメンバー8人で構成されている。

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 和太鼓集団「鼓童(こどう)」元メンバーの林田さんは、FIFAワールドカップ閉会式やハノーバーEXPOに出演、世界32カ国で公演を行った。映画「座頭市」への参加など「圧倒的なテクニック・ダイナミクスと、個性的で魂とエネルギーあふれる奏法」で知られる。「太鼓は音楽としても発展する必要がある」との考えを持ち、太鼓の演奏指導のほか、音楽性や個性を重要視するソロ和太鼓奏者、和太鼓アンサンブルの作曲・編曲家としても活動を行っている。

 チームメンバー最年少の梨樹さんは、3歳のときに地域の小学校で開かれる盆踊り大会で和太鼓を打つ父親の姿を見て以来「太鼓に夢中になった」。小学校までは地元のアマチュア和太鼓チーム「世田谷天竜太鼓」で活動を続け、現在は同中学校のブラスバンド部にも所属。卒業後は和太鼓部がある地元の高校への進学を希望しているという。

 梨樹さんはこれまでに同チームが公演したフランスやシンガポール、台湾などの国際フェスティバルにも参加。「これからの和太鼓界と日本文化の発展を目指す」チームの一員として活躍するが、太鼓を打って練習する時間も場所も限られている。「練習の中で最大限に集中して学生生活との両立を図っている」と明かす。最近では篠笛の演奏にも力を入れており、「篠笛と和太鼓を演奏するミュージシャン」という、将来の自分なりのスタイルができつつあると話す。

 「ドラマチックで一人一人個性豊かなバチさばきと、チームとしての一体感が魅力。とにかく一度、ライブで見てもらえば」と来場を呼び掛ける。

 開演は17時30分~。入場料は3,000円(前売り=2,500円)。イベントの収益金は東日本の被災地に寄付される。

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