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玉川高島屋S・Cマロニエコート刷新 「朝の新スポット」目指し3店開店

「bills(ビルズ)」店内の様子(9月7日14時)

「bills(ビルズ)」店内の様子(9月7日14時)

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 玉川高島屋S・Cは玉川通り沿いの別館「マロニエコート」(世田谷区玉川2)を9月8日、増床リニューアルオープンする。

「FARMSHOP(ファームショップ)」内観

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 「マロニエコート」は2001年に「二子玉川のライフスタイルを充実させる」をテーマにオープンし、2009年の開業40周年時に緑を基調とした現在の外観へリニューアルした。今年4月の二子玉川東地区再開発第2期事業完成を受け、街のにぎわいを西地区へも促進させ、「界隈性」の向上を目指し、同館の増床を行う。2015年下期はマロニエコート全体の売り上げの20パーセント増を見込む。

 これまで同館内には無印良品・Cafe MUJI、GAPがテナントに入居。増床部は当初のコンセプトを推進し「二子玉川の朝の新スポット」を目指して同S・C初の早朝営業を実施。新2店舗が8時30分から営業を開始する。敷地面積は約598坪で建築面積は約145坪。地上3階・地下3階建ての鉄骨造りで、店舗総面積は約690坪。

 1階にはレストラン・グロサリー「FARMSHOP(ファームショップ)」が出店。自然豊かなサンフランシスコ郊外とサンタモニカの高級住宅街に店舗を構えるマーケット併設のハイカジュアルレストラン日本1号店となる。「Farm to table/農園からテーブルへ」をコンセプトに掲げ、じか火グリルなどで仕上げた二子玉川店限定メニューの料理を提供する。併設のマーケットでは、ジャム、オイル、ワインなどのグロサリーやグッズを販売する。営業時間は8時30分~23時。席数は120席。

 2階には国内3店舗目となるライフスタイルブランド「SLOW HOUSE(スローハウス)」。「丁寧な暮らし」をテーマに、手仕事の家具や生活雑貨、リペアー職人が修復した北欧ビンテージ家具、食材、アート、グリーンなどのアイテムを提供するライフスタイルストア。多数の日本初上陸アイテムを多数紹介する。営業時間は10時~21時。

 3階にはオーストラリアのレストランター ビル・グレンジャーが手掛ける「世界一の朝食」を提供するオールデーカジュアルダイニングの「bills(ビルズ)」が出店する。現在日本、ロンドン、ハワイ、ソウルとグローバルに展開中で、海外有名誌で「世界一の朝食」と評された「スクランブルエッグ」ほか数多くの「シドニーフード」を提供する。「グルテンフリー食材」として注目されている「buckwheat(そばの実)」とスーパーフード「キヌア」をケフィアヨーグルトと合わせた二子玉川店限定サラダ「Buckwheat bowl」(1,500円)、キッズ用のメーン、デザートとドリンクがセットになった「KIDS MENU」(1,300円)を用意し、約20品の新メニューが登場するという。営業時間は8時30分~22時。席数は店内90席、テラス54席。

 9月7日に行われたプレス内覧会で、同館リニューアルを手掛けた東神開発玉川事業部の菊山みち副部長は「目的が無く訪れても楽しい『何か』に出合える滞在型施設。地域生活者の方々のニーズに応えた朝のコミュニケーションの場であり、新しいライフスタイルを提案する」と話し、今後の同S・Cで「朝活の受け皿を推進を視野に入れる」と明かした。

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