「二子玉川 蔦屋家電」（世田谷区玉川1）で11月26日、「インテルコンピュートスティック（Compute Stick）」販売開始の記者説明会が開かれた。

Compute Stick体験ブース

　コンピュートスティックとは、スティック型の本体をテレビモニターのHDMI端子につなぐことで、テレビをPCとして活用できる次世代の超小型コンピューター。搭載されているOSはWindows10。テレビやモニターを家庭向けエンターテインメント・コンピューターに変えることで、ウェブの検索や映画の閲覧、写真の共有をテレビで行えるようになり、テレビがPCそのものになることで、テレビの可能性を広げる「新しいライフスタイル」を提案する。

　同店では販売開始を記念して、期間限定で同商品の体験ブースを開設。同店が「アート&テクノロジー」をコンセプトに掲げ「生活提案型の家電店」を展開していることから、同商品を使った「新しいライフスタイル」を提案するのが狙い。同店で販売することで「日常的にパソコンコーナーへ行かないような層への訴求も目的とする」（インテルの山本専さん）という。

　ブースでは、同商品のほか、同商品を使って提供されるGoogleフォトやGYAO!、Power Pointなどのさまざまなサービスを体験できる。各サービスの担当者が立ち説明も行う。日本マイクロソフトの越川信司さんは「今までのパーソナルなコンピューターと違い、リビングのテレビで画面の共有ができるので、年賀状も家族で協力しながら作成できる」と話す。

　価格は2万500円。体験ブースは11月28日まで。同ブースの営業時間は11時～20時。