「イッツコム スタジオ&ホール二子玉川ライズ」(世田谷区玉川1)で10月18日・19日、全国の宿泊施設が提供する朝ごはんの日本一を決定する「朝ごはんフェスティバル2016」第2ステージの実食イベントが開催された。主催は楽天トラベル。
旅における「朝ごはん」に注目し、日本全国のホテルや旅館で提供される「おいしい朝ごはんを旅のきっかけに」との思いから始まった同イベント。第1回開催の2010年には、日本全国約700施設から約780の朝食プランがエントリーした。
今回で7回目となる同イベントは、第1ステージ、第2ステージ、ファイナルステージで構成し、日本一の朝ごはんを決定する。第1ステージでは、約1500件の朝ごはんがエントリーし、8月に行ったウェブ投票と楽天トラベルに寄せられた宿泊者の食事に関する口コミ評価に基づき、各都道府県の1位を決定した。
第2ステージでは一般来場者を募り、同イベント初となる実食イベントとして実施。全6部で構成し、各部で試食できる6つの朝ごはんから一般来場者と特別審査員の投票により、1位となる朝ごはんを決定した。
ファイナルステージへ進出した朝ごはんは、岩手県「3種の八幡平スムージー」(安比八幡平の食の宿四季館彩冬)、宮城県「清流育ち秋保米と気仙沼産フカヒレの中華あんかけ粥」(秋保温泉 ホテル瑞鳳)、山形県「山形牛のうま味がたっぷり染み出た具だくさんの芋煮汁」(温海温泉 萬国屋)、山梨県「ふわふわフレンチトーストに自家製ジャムを添えて」(大泉高原八ヶ岳 ロイヤルホテル)、岡山県「岡山のブランド牛「千屋牛」の熟成フィレカツサンド」(湯原温泉 我無らん)、鹿児島県「朝〆たばかり鮮度抜群の錦江湾で捕れた真鯛潮茶漬」(城山観光ホテル)。
楽天トラベル事業販売促進室の田中彩加さんは「ファイナルステージでは、この6品から日本一の朝ごはんが決まる。全国には、その土地の特産物や名物料理が反映されたおいしい朝ごはんを食べられるホテル・旅館がたくさんある。このイベントをきっかけに、朝ごはんを食べにいろいろな場所へ行ってみて、旅を楽しんでいただければ」と話す。
ファイナルステージは11月30日に開催。結果はホームページで発表予定。