二子玉川駅周辺で11月2日から、日本最大の子ども映画祭「キネコ国際映画祭」が開催される。
世界各国から、アニメからアート系までさまざまなジャンルの「子どもたちに見せたい映画」を集め上映する同映画祭。「子どもたちが映画を通じて世界の芸術文化を享受し、映画から夢や希望、幸せを育むことができる映画祭」「国内外より映画文化に携わる多くのクリエーターの育成。想像の場、国際交流の場として映画祭を提供すること」などを理念として運営する。24回目を迎える今年は初めて東京国際映画祭と共催する。
今回、「ファミリーフレンドリー」な同映画祭との親和性が高いことから二子玉川での開催が決まった。会場は、109シネマズ二子玉川(シアター1・シアター2、世田谷区玉川1)、iTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ(玉川1)、兵庫島公園(玉川3)。部門は「キネコグランプリ・長編部門」「キネコグランプリ・短編部門」「日本作品賞・長編部門」「日本作品賞・短編部門」の4つ。上映時間は短い作品で3分、長い作品で111分。
会場ではiPadを使ったクレイアニメ体験が行える「TIFFチルドレンPresents 映画監督と作ろう!クレイアニメ」や、プロの声優のレクチャーを受けて生吹き替えに挑戦する「キッズ声優体験」、「空から何が見えるかな?熱気球搭乗体験!」などのワークショップも用意する。
フェスティバル・ディレクターの田平美津夫さんは「16の国と地域から集めた36作品を一堂に上映する。子どもから大人まで楽しめる作品ばかり。英語が分からなくても、字幕が読めなくても、映画の生吹き替え『ライブ・シネマ』の上映があるので楽しめる。」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~18時30分。11月2日の15時30分からオープニングセレモニーを行う。料金は18歳以上=1,000円、3歳~17歳=500円。11月6日まで。