二子玉川ライズ(世田谷区玉川1)中央広場で3月1日、東京消防庁による「消防ふれあいフェスタ2017 in 二子玉川」が行われた。
同イベントは、都民の火災予防意識の向上と火災の発生や火災による死傷者の発生、財産の損失を防ぐことを目的とする「春の火災予防運動」の一環。
今回は、同運動のポスターモデルでもあるフリーアナウンサーの加藤綾子さんを玉川消防署の一日消防署長に招き、二子玉川ライズの中央広場で消防演習や同庁音楽隊による防火コンサート、一日消防署長の防災トークショーを行った。
演習は、東京地方に大規模な地震が発生し、同会場のスケートリンクに乗用車が衝突し炎上、その衝撃により同会場にいる来訪客や従業員が負傷する災害という設定で行われた。特別救助隊員による屋根からの座席懸垂降下による救出や二子玉川ライズ上空に情報ヘリや救助ヘリの出動、スケートリンク上空への一斉放水など、大規模演習を展開した。
一日消防署長を務めた加藤さんは「まだまだ寒い日が続いている。暖房器具など火の取扱いに十分に気をつけていきたい。私自身も一日消防署長を務めた経験を生かして、地域の防災について考えていきたい。消防演習は、間近で見たことがなかったので感動した。ヘリコプターの救出演習は迫力があった」と話していた。