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二子玉川の水辺公共空間で「水辺フェス」 秋の水辺の風景楽しんで

昨年開催時の様子

昨年開催時の様子

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 地元産ビールや食べ物などを楽しむイベント「TAMAGAWA Brew Vol.6」が10月12日・13日、多摩川河川敷・世田谷区立兵庫島公園(世田谷区玉川3)の水辺空間で開催される。主催は一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツとTAMAGAWA BREW事務局。

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 「たまがわをたくらむ」をコンセプトに、イベントに来た人も普段通り遊びに来た人も、同じ水辺の空間で共存して楽しめるような豊かな多摩川の風景を醸成することを目的に、2018(平成30)年6月に二子玉川の住民ら有志の発意で始まった同イベント。会場にはキッチンカーが出店し、多摩川にゆかりのあるドリンク・フードの販売、ワークショップ、音楽ライブなどを提供するほか、夜には、キャンドルナイト、東京科学大学建築学科の学生が設計したちょうちんでライトアップするミズベヤグラ、多摩川の堤防工事の伐採樹木を使ったたき火も用意する。

 フードとドリンクは、二子玉川のローカルクラフトビール「ふたこビール」をはじめ、「瀬田ワイン部」、鎌田のフードトラック「PEITO」、クレープを提供する「カフェCOCOキッチンカー」、手作りキャンディー専門店「TIKTOK HAND MADE CANDY(ティックトック ハンド メイド キャンディー)」などが日替わりで出店する。

 アクティビティーとワークショップは、「スラックライン体験」「キャンドル作り」「石花(ロックバランシング)の楽しみ方」「マスキングテープアート体験」、登坂倫子さんによる「声って楽しい!ヴォイス体験」など15種類ほどのプログラムを用意する。

 今年は実験コンテンツとして「多摩川宿泊避難訓練」も実施する。地震災害時に広域避難場所として指定されている多摩川河川敷に事務局スタッフが実際に宿泊し、動画とレポートで滞在の様子を公開。避難所としての河川敷の可能性や課題を検証する。

 「事務局メンバーは、二子玉川や多摩川が好きな個人の有志の集まりで、新しい試みを形にする楽しさを感じながら活動している。毎回乗り越えなくてはいけない課題があるが、どんな状況下でも多摩川の今しか楽しめない景色を楽もうとの思いで開催してきた」と同実行委員でふたこ麦麦公社の市原尚子さん。「今年は、多摩川河川敷の堤防工事により兵庫島公園入り口が閉鎖されているため、通常より距離のある迂回ルートを通って会場に来てもらうことになる。アクセスが大変だと思うが、それすらも今年の風景だと思って、気持ちの良い秋の水辺に足を運んでもらえれば」と話す。

 開催時間は11時~20時。雨天延期。

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