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二子玉川で「もっと!こどもの視展」 子どもになって見る12の体験

会場の様子

会場の様子

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 「もっと!こどもの視展~こどもになる12の体験~」が2月1日、二子玉川ライズ スタジオ&ホール(世田谷区玉川1)で始まった。

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 「大人がこどもになってみる」をコンセプトに、子どもの当事者視点で研究を行う国内電通グループ横断組織「こどもの視点ラボ」が企画した。2022年に外苑前のITOCHU SDGs STUDIOで初開催し、今回が2回目となる同イベント。「赤ちゃん学や発達心理学、時間学などさまざまな分野の専門家の話を聞きながら研究してきたテーマをより多くの人に体験してほしい」との思いから、前回の展示で6種類だった体験コンテンツを12種類に増やした。

 新たな体験コンテンツは次の通り。大人とは違う乳幼児の視界をタブレットで体験する「ベイビーアイ」、知っているようで知らない排せつの不思議を紹介する「あなたの知らないおむつの世界」、育児書には書いていない子どもの生態を紹介する「裏こどもずかん」、2歳児が大人について歩く大変さをランニングマシンで体験する「2歳でWALK(ウォーク)」、子どもが初めての料理を食べる気持ちを味わう「なにこれ?ランチ」、熱の影響を受けやすい乳幼児の体温を知る「こどもおんど」。会場内では、展示を巡るスタンプラリーや、同ラボがプロデュースする書籍、グッズの販売も行う。

 同ラボ代表の石田文子さんは「今の世の中は大人が生きやすいようにできていて、子どもの視点に欠けている。子育て中のママやパパ、プレママ・プレパパはもちろん、子どもに接する機会がないかつては子どもだった大人の皆さんに、子どもになって見る世界を体験してほしい。『大人が子どもになってみる』ことで、頑張っている子どもへ優しいまなざしを向けることができれば、親と子、社会と子どもの関係をより良くしていけるのでは」と話す。

 開催時間は11時~19時。料金は、大人=1,500円、18歳以下=200円、小学生以下無料。2月25日まで。

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