
「ユニクロ タマタカ店」が3月20日、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)南館4階にオープンする。
2011(平成23)年にオープンした「ユニクロ 二子玉川ドッグウッドプラザ店」を移転増床し、売り場面積約780坪で世田谷区内最大級の店舗となる同店。今まで2フロアに分かれていた売り場をワンフロアに集約し、ベビーカーの客も利用しやすいように通路幅を広く取り、買い物の合間に休憩できるラウンジを3カ所設置するなど、顧客がゆっくり買い物しやすいように工夫した。店内には、オンライン購入や取り寄せ商品を、店員を介さずに受け取れる国内4店舗目となる「店舗受け取りロッカー」770個を試験的に導入し、顧客の利便性を高める。店名の「タマタカ」には、地域に愛される店舗を目指すという思いを込め、地域密着型の商品も展開する。
店内には、ウィメンズ、メンズ、キッズ&ベビーの各商品をはじめ、同店を運営するファーストリテイリングのグループブランド「コントワー・デ・コトニエ」「プリンセス タム・タム」のほか、国内11店舗目となる「PLST(プラステ)」をラインアップするほか、季節の生花を販売する「UNIQLO FLOWER(ユニクロ フラワー)」も展開する。リペア・リメークのサービスを提供する国内16店舗目の「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロ スタジオ)」や、オリジナルTシャツやトートバッグの注文を受け付ける「UTme!」、専門スタッフが約30分で採寸しジャストサイズの服を選ぶことができる「CUSTOM OREDER(カスタム オーダー)」などのサービスも充実させる。
「UTme!」では、タマタカエリアの企業とコラボレーションしたオリジナルTシャツやトートバッグも販売する。コラボするのは、高島屋のマスコットキャラクター「ローズちゃん」、世田谷区を拠点として活動するジャパンリーグワンのラグビーチーム「リコーブラックラムズ東京」、ロイヤルホストや天丼てんやなどを展開する「ロイヤルホールディングス」、京都の紙器工房が運営する貼り箱の専門店「BOX&NEEDLE(ボックスアンドニードル)」。玉川高島屋S・Cに店舗を構えるアメリカ西海岸生まれのショップ「ロンハーマン」との限定コラボ商品「エアリズムコットンクルーネックT」も用意する。コラボTシャツの売り上げの一部は、世田谷区の緑化支援を目的とする「世田谷区みどりのトラスト基金」に寄付する。
オープン記念として、同店で1万円以上購入した客対象に先着で、第一弾の3月20日~23日には「UNIQLO FLOWER」の花束と「ロンハーマンxユニクロオリジナルバンダナ」のセット(配布総数3400点)を、第二弾の3月24日~30日には、「ラウンドウルトラミニバッグ」(配布総数5000点)を進呈する。3月20日~23日に来店した客には先着で、二子玉川のグルテンフリーカフェ「タマクーヘン」のバウムクーヘン「タマタカクーヘン(桜味)」(配布総数4000点)を進呈する。
同店に来店した客に地域の魅力を知ってもらえるよう、タマタカエリアのグルメやショッピングスポットを紹介する「UNIQLO CITY GUIDE TAMATAKA AREA(ユニクロ シティ ガイド タマタカ エリア)」を無償で配布する。同ガイドで紹介する店舗「Let It Be Coffee(レット イット ビー コーヒー)」では期間限定の「タマタカブレンド」、「ふたこビール醸造所」では世田谷産のゆずを使った期間限定のビアカクテル「タマタカ柚子(ゆず)パナシェ」を販売する。
同社コーポレート広報部の渡邊良太郎さんは「地域に根差した店に育てていきたい。ビジネスシーンから家族でのカジュアルな着こなしまで、お客さまのライフスタイルに合う商品をフルラインアップで取りそろえているので、ゆっくりと買い物を楽しんでほしい。ユニクロの服を着て、『ユニクロ シティ ガイド タマタカ エリア』を見ながらタマタカエリアを散策してもらえたら」と話す。
営業時間は10時~20時。