
「第7回オープンパーク」が7月12日、上用賀公園拡張計画地(世田谷区上用賀4)で開催される。主催は世田谷区。
2016(平成28)年に住民参加で完成した同公園は、木製遊具や健康器具などを設置し、子どもから高齢者まで幅広い世代に親しまれてきた。2032年をめどに、区が拡張用地として取得した隣接する国家公務員宿舎跡地を整備して「防災とスポーツの拠点」としての機能の拡充を図る。拡張に当たって区では、「安全・安心の公園づくり」「みどりをつなぎ、ひろげる空間づくり」「スポーツを中心としたレクリエーションの空間づくり」を基本方針に、2022年からオープンパークやワークショップ、意見交換会など、地域住民の意見を取り入れる場を設けている。
7回目となるオープンパークでは、拡張事業のこれまでの経緯や検討状況などをまとめたパネルを展示するほか、地域の団体などとも連携し、親子で楽しめるイベントを展開。ミニチュアホースとの触れ合い体験、チョークで地面にお絵描き体験、ユニバーサルスポーツのボッチャ、モルックの体験のほか、消防服の試着体験、放水訓練体験、AED訓練体験などを用意する。
区の担当者は「当日は、普段は入れない計画地を開放するので、内部を自由に見てもらいたい。開園後はどんな公園になるかを想像しながら、楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。