大蔵の世田谷通りそばに「Cafe Bucheron(カフェ・ビュシュロン)」(世田谷区大蔵1、TEL 03-3417-6601)がオープンして2カ月がたった。「ビュシュロン」は「きこり」を意味するフランス語から。店内は、壁にブロックや木の素材を使い、カウンターと大テーブルは一枚板で仕上げるなどで「山小屋」をイメージ。店舗面積は約50平方メートルで、天井が240センチと高く、開放感がある造りが特徴。壁際の棚にはロイヤルコペンハーゲンのカップが並ぶ。
オーナーの松下治男さんは、全日本コーヒー商工組合連合会認定コーヒーインストラクターの資格を持つ。「おすすめ」はオリジナルブレンドのブルーマウンテンブレンド(400円)。また水出しコーヒー(420円)は8時間かけて一滴ずつ抽出したダッチコーヒーで、スッキリした苦みで飲みやいという。
平日のランチメニューではパスタやオムライスなども提供しており、近くで働く女性客が中心に来店している。
9月26日からは夜メニューも始めた。ハートランドビール(450円)、グラスワイン(450円)など。シーフードのマリネ(480円)や豚肉の赤ワイン蜂蜜煮(750円)などのおつまみや食事メニューも。松下さんはもともとオムライスやサンドイッチなどを提供する店での経験があり、同店で提供するオムライスやパスタ、マリネなどのソースは全て手作りだという。フードメニューの「おすすめ」として、オムライスで、べーコンとキノコのトマトソース(830円)とハッシュドビーフソース(850円)の2種を提供する。
松下さんは「ゆっくりと落ち着いてコーヒーを楽しみ、食事ができる店にしたい。コーヒーの好みについて豆選びのアドバイスもできるので相談していただければ」と話す。「飾ってあるカップでコーヒーを召し上がっていただくこともできる。声を掛けて」とも。
営業時間は、平日=9時~22時、土曜=10時~22時、日曜・祝日=10時~18時。水曜定休。