二子玉川商店街で2月12日・13日、「二子玉川アート&マート」が開催される。同商店街振興組合が日本イラストレーション協会(JILLA)東日本支部などの協力を得て開く。
12日は、商店街の2カ所に設けた特設会場で「10メートルアート」「ピンホールカメラを作った撮影」などのワークショップを予定。13日は、若手クリエーターが15店ほどの軒先で、商店や地域などにちなんだ作品展示やパフォーマンスを行う。併せて、雑貨の店頭販売、特設カフェ、地元野菜の販売なども予定。
企画を立ち上げたのは、「日曜日に休業の商店があることが気になっていた同組合員で「ギャラリー二子玉川」オーナー堀田さん。「閉まっている店の軒先などを利用して、日曜の昼時に若手クリエーターによるパフォーマンスを通じ、創造性に富んだ街のにぎわいを作りたい」と提案。実施中の商店街活性化モデル事業に合わせて実施することになった。
参加するクリエーターは約30団体。単に軒先を借りてパフォーマンスを行うだけでなく、事前に商店の特徴をリサーチしたうえで、各自の表現にその要素を加えアートで商店街を表現するのが特徴。
同商店街では今後も、商店のシャッターデザインや店舗のデザインなどにも若手クリエーターを積極的に登用していきたいと考えている。地元をはじめとしてできるだけ広く多くのクリエーターが発表・参加できるよう工夫していく考え。
開催時間は、12日=10時~16時、13日=11時30分~15時。