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上野毛に青森・十和田のアンテナショップ「十和田の食卓」-親睦会が開く

東京十和田会からの「応援団」として店頭に立つ五十嵐さん

東京十和田会からの「応援団」として店頭に立つ五十嵐さん

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 青森県産のリンゴや十和田の名産品を販売するアンテナショップ「十和田の食卓」(世田谷区上野毛3、TEL 03-5760-1084)が12月1日、オープンした。

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 経営は「東京十和田もみじの会」。親団体である「東京十和田会」は1986(昭和61)年に結成され、首都圏在住の十和田市出身者の親睦を図る目的で活動しており、同会設立25周年を機に同店を立ち上げた。

 同会は、これまでにも都内各地の祭りやイベントに参加し十和田の物産を紹介してきたが、在庫管理や移動の負担を解消するために常設店での販売を決めた。東急大井町線上野毛駅前交差点という好立地の店舗物件は、東京十和田会副会長で住宅建築会社「東京組」(用賀)の中野渡利八郎社長が散歩中に見つけ、家賃を支援している。

 店舗面積は約19坪。店内には、ニンニク、ゴボウ、ナガイモなどの農産物や、スタミナ源たれ、りんごジュース、お菓子など、十和田市と青森県産品を所狭しと並べる。開店準備中の11月に小山田久・十和田市長が訪れ、開店時には十和田市職員が店頭に立ち販売を手伝うなど、地元・十和田市もエールを送る。

 同店スタッフは主に東京十和田会員。店長の中野渡うめさんは「十和田は十和田湖や奥入瀬渓流の豊かな自然に恵まれ、八甲田の裾野に開けた美しい地。そんな十和田市を東京の地から望郷の思いで応援していきたい」と話す。スタッフとして練馬から応援に駆け付けた、東京十和田会常任理事の五十嵐八代榮さんは「上野毛で開業したのも縁。ふるさとへの思いを一つにして、地域の皆さんに十和田の良さを発信していきたい」と意気込みを示す。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。2012年の営業は1月10日から。

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