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ニコタマアウトドアクラブ、多摩川河川敷でゴミ拾い-保育園児も参加

「ニコタマアウトドアクラブ」の定例ゴミ拾い・保育園児たちも参加

「ニコタマアウトドアクラブ」の定例ゴミ拾い・保育園児たちも参加

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 「ニコタマアウトドアクラブ」が2月28日、毎月恒例の「多摩川河川敷ゴミ拾い」を行った。

エバーグリンワークス社特製「ゴミ拾い専用トング」

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 同クラブは、かばんやアクセサリーなど革製品を手作りで制作する「エバーグリンワークス」(世田谷区玉川4)が2008年に始めた野外活動プロジェクト。多摩川の豊かな自然を残す二子玉川で「継続的に楽しみながら行う野外活動」の一つとして、毎月第4火曜日11時から1時間ほど河川敷のゴミ拾いを行っている。

 もともとは玉川1丁目の河川敷付近で行っていたが、二子玉川南地区の堤防整備工事に伴い、現在は主に兵庫島公園から二子玉川緑地運動場近辺で活動。同プロジェクトを主催する同社の松島達哉さんは「事務所がある二子玉川にはお世話になっている。アウトドア好きな自分たちが地域のために簡単に始められることを、と続けているうちにいろいろな縁につながった」と話す。

 現在、毎月のゴミ拾いには雑誌「ソトコト」が運営する保育園「ロハスキッズ・センター クローバー」(玉川1)の園児たちのほか、玉川高島屋S・Cガーデンアイランド内のアウトドア用品販売店「スノーピーク」(本社=新潟県三条市)スタッフらも参加しているが、決まったメンバーはなく毎回誰でも自由に参加できる。ゴミ拾いの後にはキャッチボールをしたりブーメランを飛ばしたり、「自分たちできれいにした場所で気持ち良く遊ぶ」という。

 28日は同園園児約15人と大人10人が参加。ゴミが拾いやすい工夫を凝らした同社特製「専用トング」と、同活動に協賛する団体・GBA(=Garbage Art Work)の「ゴミ置き場をアートにする」ゴミ袋(45リットル用)を手に、約1時間で3袋分を収集した。園児たちは「ゴミあったー」「またタバコだよー」と、元気な声を上げ河川敷を駆け回った。当日の「成果」を見て「今までで一番多かった」と喜ぶ園児の姿も。

 同クラブでは3月11日、東日本大震災の復興チャリティーマーケットを開催する。11時~15時。会場は「チチカフェ」(玉川1、TEL 03-6411-7958)。雨天の場合は4月21日に順延。

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