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馬事公苑前で「こども劇場『わくわくシアター』」-舞台鑑賞やワークショップ多彩に

昨年のわくわくシアターの様子、多くの人でにぎわうけやき広場

昨年のわくわくシアターの様子、多くの人でにぎわうけやき広場

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 馬事公苑前「けやき広場」(世田谷区上用賀4)」で4月22日、子ども向けイベント「こども劇場せたがや『わくわくシアター2012』」が開催される。

高校生や大学生の青年団が作る毎年恒例の段ボール迷路

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 主催はNPO法人「こども劇場せたがや」。「文化豊かな環境で育まれた感性は生きる力につながる」との考えから、世田谷区内で舞台芸術鑑賞会やワークショップなどを開いている。同イベントは、15年前にこの地域の会員が企画したのがきっかけで始まり、回を重ねるにつれ参加者が増え、今では例年、親子連れを中心に1万人近くが訪れる。

 15周年を迎える今回のテーマは「つながる、生み出す、面白がる アートでハートにタッチ!」。野外ステージでのライブや模擬店、バザーなどを広場内各所で繰り広げる。

 野外ステージ(13時~)のキャストは、過去に同NPOが企画したイベントでの出演実績があり、評価が高かったアーティストに再オファーして集めた。「たかお晃市さんのマジックアワー!は、子どもたちにも大人気だった」と事務局長の大野紀子さん。例年「大人気」だという「段ボール迷路」は今年も開催。高校生や大学生の青年団によって作られる迷路は、小さな子どもが怖くなっても途中で出られる仕組みなど、安心して遊べる工夫も凝らす。

 体験型のイベントでは、Tシャツに布を貼って自分だけのオリジナルシャツを作る体験コーナーを展開。多摩美術大学生涯学習センターで子どもを対象としたプログラム「あそびじゅつ講座」を開いている同大海老塚耕一さんも企画に協力する。

 同NPOの近藤三知香さんは「開催場所に隣接する馬事公苑の八重桜もちょうど満開を迎える時期。桜の花見と兼ねて遊びに来てもらえれば」と話す。

 開催時間は11時~15時。入場無料。年齢による入場制限なし。雨天決行。

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