用賀神社に隣接する参集所(世田谷区用賀2)で行われているヨガ講座「用賀でヨガ」が6月、3周年を迎えた。主催は、用賀商店街振興組合。
「用賀でヨガ」という講座名は、用賀の地名が「ヨガ(瑜伽=サンスクリット語でユガ)」に由来するという説にちなんだもの。鎌倉時代初期に勢田郷に瑜伽の修験道場が開設され、後に真福寺(用賀4)の所有となったことから、用賀の地名となったといわれる。用賀商店街のコンセプトは、「笑顔 ふれあい ヨガ 用賀」で、「ユガ」は「結ぶ」「つなぐ」の意味も持つ。商店街を中心に地域の人々や歴史、文化、自然などさまざまなものが触れ合い、気軽にいつでも遊びに来ることができる場にしていきたいと「用賀でヨガ」を始めた。
参加者の年齢層は30~60代で近隣居住者が中心。「畳の上でのヨガは珍しい。空気や光を感じながらのヨガは、今まで経験がない人にも入りやすいのでは。自然の中でやっている感覚を味わってほしい」と企画・運営を担当する用賀まちづくり株式会社(用賀4、TEL 03-3708-5741)の下田健人さん。「商店街が主催しているということで、地域の情報をいち早く受け取ることができる教室でもあるので、帰りに商店街にも寄ってもらい、もっと地元に親しんでもらえれば」とも。
開催時間は、木曜日コース=11時~12時30分 (小松美沙樹先生)、土曜日コース=15時~16時30分 (吉田浩子先生)。参加費は月ごとに参加回数に応じて選ぶことができる。月に1~2回参加する場合は1回=1,500円、月に3~4回参加する場合は、1カ月=4,000円(開催が4回に満たない場合は、1回=1,000円を返金)。祝日開催(臨時休会あり)。事前予約の上、体験も随時受付中(体験=500円)。
参加予約・空き状況などの問い合わせは用賀まちづくり株式会社まで。