用賀商店街振興組合(世田谷区用賀4、TEL 03-5797-9530)が月に1回開催する「まちあるきツアー」が好評だ。
同ツアーは5月19日に初開催。現在約260店が加盟する同商店街で、「入ったことのないお店にも足を運んでもらう機会をつくろう」と、同商店街のコンサルティング業務を手掛ける「用賀まちづくり株式会社」(用賀4)が企画した。
第1回は用賀駅近辺の大山道名所を巡りながら各商店で試飲・試食を楽しんだ。商店街内と近隣の小学校へポスターを配布して参加を募り、小学校中高学年生連れの親子を中心に27人が参加した。立ち寄った各商店からお菓子、コロッケ、日本酒、ビール、厚揚げや尾道みかんの試飲・試食とお土産が振る舞われ、参加者からは「おなかいっぱい。もうお昼は入らない」「こんなにおいしいお店があったなんて知らなかった」などの声が聞かれた。最終訪問所の用賀SBSタワー23階の建築会社「東京組」ショールームでは、参加者一同が眺望に息をのむ一幕も。
同ツアーは今後、毎月1回のペースでテーマを変えて開催する。7月は「浴衣de用賀納涼ツアー」を21日に開く。「和田呉服店」(用賀3)で浴衣の着付け教室の後、用賀の街を浴衣で散策するという。ほかに「小学生親子対象!よっきーと一緒ツアー」(8月25日・翌年3月23日)、「最後は銭湯!二子→大山道ツアー」(9月29日)、「用賀商店街まちあるきツアー」(10月27日・1月26日・2月23日)、「ディープに用賀歴史ツアー」(11月24日)を予定している。
当日のガイド役を務める同社の平井夏子さんは「定期的にツアーを開催することで、興味を持った方がどこかの回には参加できるようにしたい」と話す。
集合時間、定員、参加費は各回異なる。要事前予約。問い合わせと申し込みは「ハロー*ようが」(10時~18時、TEL 03-5797-9530)まで。