二子玉川のライブハウス「KIWA」(世田谷区玉川3、TEL 03-6805-7948)で1月13日、17人で編成されたコンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ「東京ブラスアートオーケストラ(TBAO)」の新春コンサートが開かれる。
同グループは、米国バークリー音楽院で学んだ音楽家と、ジャズや即興演奏、現代音楽、ビックバンド、スタジオなど主に東京で活躍するプロの演奏家や作曲家が2006年に立ち上げたアンサンブル。「創作演奏活動を通して、真に自由で独創的な音楽表現を、あらゆる制限や規制に束縛されることなく探求し続けること、そして新鮮で刺激的な音楽体験を、より多くの聴衆の皆さまへ提供すること」を目標に掲げ活動しており、2011年には同アンサンブル設立5周年を記念し、初のCDアルバム「アンティフォネミクス/Antiphonemics」を発売した。
同アンサンブルの主宰で音楽監督を務めるのは作曲家、指揮者でトランペット奏者でもある渡邊晋さん。1972(昭和47)年愛知県名古屋市に生まれ、1999年1月に渡米後バークリー音楽大学などで学び、音楽作曲に関する芸術学修士号を取得した。現在は米国マサチューセッツ州ニュートン市在住で、さまざまな音楽団体で国際的に活躍している。
今回の新春コンサートは「TBAO Plays Old and New Standards」と題し、エリントン、ストレイホーン、ホプキンスによる音楽とTBAOオリジナル・アレンジのジャズ・スタンダードの数々を演奏する。「二子玉川でのコンサートは初めて。少しでも多くのお客さまに来場いただき、最高のビッグ・バンドジャズの名曲の数々をお楽 しみいただければ」と渡邊さん。
開場13時30分、開演14時。前売り料金は、一般=3,500円(当日4,500円)、学生=2,500円(当日3,500円)。1ドリンク(500円)別途。全席自由。