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二子玉川ライズ第2期計画決定-区内初シネコンは「109シネマズ」10スクリーン

シネマコンプレックス内部イメージ

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 東急電鉄と東急不動産は、二子玉川東第二地区市街地再開発組合が推進する「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業」(二子玉川ライズ第2期事業)について、「事業コンセプト」と「商業施設およびホテルの計画概要」を決定した。

リボンストリート沿いの商業施設イメージ

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 第2期事業は昨年1月から開始し、2015年4月完成予定。完成すると二子玉川駅から今春開園予定の「世田谷区立(仮称)二子玉川公園」まで歩行者専用通路(リボンストリート)でつながり、多摩川河川敷まで利用者の回遊性が確保される。

 第2期事業コンセプトには「OPEN NEIGHBORS(オープン・ネイバーズ)」を掲げ、「住むひと、働くひと、訪れるひと、そこに集う様々な人々が行き交い、ふれあうことで、有機的に広がる新たな関係性と開かれたコミュニティの場の創出」(東急電鉄、東急不動産)を目指す。シネマコンプレックス区画、フィットネスクラブ区画、オフィス・ホテル区画で構成し、「周辺の自然に配慮した多摩川の川岸段丘や等々力渓谷をイメージした」デザインを採用する。低層棟上部には約6000平方メートルの屋上緑化を実現する。

 約1万1000平方メートル(約30区画)の商業施設の開発コンセプトは「MINNATERRACE(みんなテラス)」。オープンモール型の施設とすることで、「訪れる『みんな』がそれぞれの価値観で過ごすことができる、開放感と緑あふれる『テラス』のような気持ちの良い新しい日常集積空間を創出する」。

 近隣住民や利用者から特に関心が高い、区内初となるシネマコンプレックスは「東急レクリエーション」運営による「109シネマズ」(予定)で、施設は10スクリーン、計約1700席を用意するという。フィットネスクラブは「東急スポーツシステム」運営による「アトリオドゥーエ二子玉川」(仮称)。25メートルのスイミングプール、ウオーキングプール、マシンジム、スタジオ、ジャグジー、温浴、サウナを完備する。ホテルは「東急ホテルズ」運営で「エクセルホテル東急」ブランドでの出店を予定。30階建てビルの高層階に位置し客室数約110室、カジュアルダイニング、レストラン、宴会場を備える。

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