二子玉川で4月29日、多摩川河川敷を親子で一緒に走るイベント「二子玉川イクメン親子RUN」が開催される。主催は二子玉川花みずきフェスティバル実行委員会、NPO法人イクメンクラブ。

　5歳から小学1～3年生の子どもとその保護者を対象とする同イベントは、毎年4月29日に二子玉川駅周辺各所で開催される「花みずきフェスティバル」実行委員会に今回から企画参加した東急電鉄、東急不動産らの二子玉川ライズ（世田谷区玉川2）が発案した。雑誌「Running Style」を発行し、ランニングイベントのプロデュース実績も豊富な地元企業「エイ出版社」（玉川台2）に協力を呼び掛け企画制作を依頼したところ、イッツコム、エフエム世田谷83.4MHz、厚生労働省委託事業イクメンプロジェクトなど各方面の賛同と協力を得て開催の運びとなった。

　当日、参加者は二子玉川ライズ ガレリアで集合し、受け付けと準備体操を済ませた後、徒歩で多摩川を渡り川崎側へ移動。同河川敷沿いの直線を折り返すコースを走る。距離は5歳と6歳の各部が500メートル、小学1、2年生各部が1キロ、小学3年生が2キロ。子どもと保護者が2人1組のペアになり、たすきの両端を持ちながら共走する。同イベントを立案した同実行委員で東急電鉄の後藤さんは「4月の進級・進学という新時期に親子の絆を深め、確かめ合う記念行事にしてもらいたい」と話す。「親子で力を合わせて行った思い出を、形にしてお届けしたい」との思いから、ゴール時には親子写真を撮影し後日データで送る。

　後藤さんは「もともとの着想としては、二子玉川を拠点にしたマラソンイベントを実施したいという意図があった」と明かし、将来的には、今月14日に部分開園し来年度完成予定の周回約1キロメートルの二子玉川公園などを候補に、「世田谷側を拠点に置きつつ実施する構想を抱いている」と話す。

　コースは年齢別5種目。定員は各種目20組40人。ランの開始時間は種目によって異なる。参加無料。申し込みと詳細は同イベントサイトへ。