二子玉川の多摩川河川敷近くのカフェ「トキオプラージュルナティック」(玉川1、TEL 03-3708-1118)で4月20日、「中世・ルネッサンスフェスティバル」が開催される。
同イベントを主催するのは、中世西洋文化に関連する剣術スクール(騎士道、ドイツ剣術)や講座などの開設と運営を手掛ける「ティンタジェル」(豊島区)。代表を務めるジェイ・ノイズさんは米国ミズーリ州出身で、1996年の来日後、米国でも愛好していた中世剣術を広めたいと2008年に同社を設立した。
同社の活動の中で特に注目を集めているのは「キャッスル・ティンタジェル」で、中世の西洋文化の習慣を現代に再現し体験して楽しむソーシャルクラブ。「アカデミー・オブ・シバリー(西洋甲冑剣術クラス)」「アカデミー・オブ・ソードマンシップ(中世のドイツ剣術クラス)」「メディーバルカルチャークラス(カリグラフィー、ダンス、ソーイング)」などを専門講師3人が教えている。受講者の約7割が男性だが、同社広報担当の笠井さんによると、最近は女性からの剣術クラスへの申し込みが増えているという。
今回のイベントは、同クラブ設立5周年記念と、「城主」のノイズさんが今年結成した、中世の西洋甲冑戦を再現した国際競技大会「バトルオブザネーションズ(Battle of the Nations)」の日本チームの出場の激励会を兼ねて開くもので、誰でも参加できる。チケット代1,000円のうち収益金を全額、競技会参加資金として同チームに寄付する。
内容は、ティンタジェル騎士団による各種バトルトーナメント(13時~)、「ヴァイキングソード」などの賞品が当たるチャリティー抽選会(適宜・最終回は18時)、カリグラフィーのワークショッップ(16時~17時)、楽器「リュート」演奏(16時~)などを予定する。ほかに騎士叩きゲームや衣装試着体験、タロット占い、中世をイメージした雑貨品の販売、同競技会の日本チームによるデモンストレーションも。
開催時間は12時~19時。ドリンク付抽選チケット1,000円。当日券あり。詳細とチケット申し込みについては同クラブサイトへ。