日本大学商学部砧キャンパス(世田谷区砧5)で11月1日~3日に開催される学園祭「砧祭」で、同大鉄道研究会が「駅弁販売会」を行う。
43回を数える同大の学園祭。今年のテーマは「Action! ~情熱はここにある」で、「ミス/ミスター日商」コンテスト、コンサート、フリーマーケット、ヒーローショー、各サークルの活動紹介展示や販売・イベントなど、さまざまな企画が行われる。昨年の来場者は約1万人。最寄り駅である祖師谷大蔵周辺の「ウルトラマン商店街」とコラボレーションした屋台村が毎年好評で、約50の出店があり、計約100万円を売り上げる。
「日本大学鉄道研究会」は昨年に続き2回目となる「駅弁販売会」を開く。「大学生が主催する国内唯一の駅弁販売会」(同会調べ)。「売れ行きに大きな差が出てしまった」(同会代表藤本さん)という昨年の経験を生かし、今年は昨年のアンケートや地域の自治会関係者のアドバイスをもとに、北海道から岡山まで国内各地から40種類の駅弁をピックアップ。500円~2,000円の価格帯で1種類あたり5個~20個を仕入れる。
売り上げ目標は約50万円で「今年は完売を目指す」と藤本さん。「地域密着」を掲げる同祭のコンセプトに沿い、「たらば寿し」(北海道釧路、1,480円)や「米沢名物牛丼弁当 牛肉どまん中」(山形県、1,100円)、「ウルトラマン弁当」(980円)など、「若者からご家族みんなで楽しめるラインアップ」を心掛けた。
駅弁販売会は3日のみ。10時30分~16時(売り切れ次第終了)。場所は3号館1階食堂「アゼリア」。同祭の詳細については同祭実行委員会のサイトで確認できる。