世田谷・瀬田のフォトギャラリー「アパート(APART)」(世田谷区瀬田4)が現在、新しく創設したフォトコンテスト「世界旅写真展」の作品を公募している。
環8通り沿いの「833ビルディング」3階に9月21日、「想像力の器&アイデアの図書館」をテーマにオープンした同ギャラリー。約10坪のスペースと写真集・建築関係書各約300冊を展示する壁面棚から成る「交流型空間」。不動産会社・青山物産(港区)取締役の福永夕太さんと写真家・中村風詩人さんの2人が「共同館長」を務めている。
公募展は「エプソンフォトコンテスト」などで審査経験も持つ中村さんが企画・主催で、「作品を展示・販売し、継続的に作家と共に成長するギャラリー本来のあり方を追求した結果」と創設の経緯を明かす。入選作家へ財政的な負担を発生させず、宣伝・額装・展示・ポストカード制作などを同ギャラリーが担う。
審査は中村さんと雑誌「MOMENTUM(モメンタム)」(日経BP社)の安藤夏樹編集長が行う。「写真を一緒に楽しむことで、写真の可能性を探したい」と中村さん。
募集作品のテーマは「旅」。人生の「旅」や時間の「旅」など、旅に関する広義の写真を受け付ける。応募資格は「写真に関係する職を生業とする人、またはそれを目指している人」で、経験や年齢は問わない。応募無料。募集締め切りは12月18日(必着)。応募方法などはホームページで確認できる。