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放送スタジオに貸しホール機能追加-二子玉川東地区再開発計画を一部修正

II-a街区高層棟とスタジオ(低層棟)のイメージ

II-a街区高層棟とスタジオ(低層棟)のイメージ

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 二子玉川東第二地区市街地再開発組合が推進する二子玉川ライズ第2期事業の計画について一部見直しが行われ、地域住民らも利用可能な集会場「放送機能付きスタジオホール」の創設が明らかになった。

II-a街区マップ

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 来年4月完了予定の同地区第2期事業(II-a街区)は、敷地面積約2万8000平方メートル。すでに高層棟の地下工事が終了し地上工事が始まっている。シネコン、大型店舗区画についても鉄骨が立ち上がり、現在、周辺からは3基のタワークレーンによりプレキャストコンクリートが積み上げられている様子を見ることができる。

 同再開発事業に組合および参加組合員として参画している東急電鉄と東急不動産は、オフィスや商業などの賃貸事業を行っており、同事業コンセプト「OPEN NEIGHBORS」に基づき、周辺住民や公共機関・団体などからの要望を反映させ、当初計画の「スタジオ」用途部分に公共にも利用できる「集会場(貸しホール)」用途機能を付加。昨年12月に東京都より同変更申請の認可を受けた。

 同ホールの場所は「II-a街区」の最西側で、楽天の入居決定が報道されている30階建て高層棟の手前(南側)に位置する4階建て低層棟の1~2階部分(3~4階はオフィス)。面積は約400平方メートルで、天井の高さは約8メートル。屋外広場へとつながる広い入り口を設け、「地域住民や学校・公共機関などに広く利用してもらえる機能」を付加し、多様なイベントなどによる「にぎわい機能」強化につなげる考え。

 設計や運営者の決定など「詳細はこれから詰めていく段階」だが、「放送機能付きのスタジオホール」の創設により、「ホールで実施されるイベントのライブ配信や録画サービス、テレビショッピングなどさまざまな展開が期待できる」と、同プロジェクト推進担当の太田暁子チーフは話す。

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