用賀中町通りにある和綿の糸紡ぎカフェ＆バー「Tokyo Cotton Village（トウキョウコットンビレッジ）」（世田谷区用賀4、TEL 03-6805-6265）は9月20日、機織りやかぎ針編みで小物づくりを体験する「秋の夜長に　創らナイト」を開く。

店内の様子（糸紡ぎをする来店客）

　2012年11月、音楽・広告業界に携わってきた店主の冨澤拓也さんが、前職での仕事を通じて出合った日本古来のオーガニックコットン（和綿）を「もっと多くの人に身近に触れて感じてもらえる機会をつくりたい」と考え開いた。「日常生活に不可欠なコットン」の無農薬栽培から糸紡ぎ、機織りまでを体験する場を提供している。

　開店以来、多くのメディアで取り上げられてきた同店だが、来店客から「糸を紡いでその後に何が作れるの？」という質問を受けることがあり、「糸さえあれば何でも作れる」ということを知ってもうため、今回初めて「糸を使って物をつくる」ワークショップを企画した。

　ワークショップへは誰でも参加が可能で、「糸紡ぎや機織り未体験や初来店の人も大歓迎」と冨澤さん。簡易の織りやかぎ針編みのレクチャーを受けてリストバンドや指輪、アクセサリーなどの小物を作ることができる。

　開店2周年を間近に控え、「地域での認知がまだまだと思った」と富澤さん。「店内で音楽やスポーツのライブイベントも行っている。バーやカフェとしても気軽に利用するきっかけにしていただければ」と来店を呼び掛ける。

　ワークショップの開催時間は19時～。定員は12人。参加料は1,500円。糸時参の人は1,000円。同店の営業時間は16時～24時。月曜定休。