二子玉川ライズ ガレリア(世田谷区玉川2)を中心としたエリア一帯で今週末、2つのアートイベント「二子玉川ビエンナーレ 2014」(11月1日~3日)と「二子玉川商店街 青空アート&マート大山みち2014」(1日)が開かれる。
二子玉川ライズ ガレリアを中心に玉川高島屋S・Cや近隣ショップ、多摩川河川敷など11カ所をイベント会場にして開く「二子玉川ビエンナーレ 2014」。同イベント実行委員会代表を務めるのは保育スペース「ロハスキッズ・センター クローバー」(玉川1)の中田綾園長。初開催は2012年10月で「1年おきに開催する美術展覧会」。昨年は「前夜祭」のような位置付けで「二子玉川ART DEPOT(アートデポ)」を開き、いずれも来場者数は2万人を超えた。
2回目となる今回は開催期間を前回の2日間から3日間に拡大。「二子玉川から世界へ」をテーマに掲げ、国内外の各分野で活躍中のアーティストの作品展示やミュージシャンによる生演奏、親子で楽しめるワークショップ、イベントなど盛りだくさんな内容で街全体を盛り上げる。開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。
二子玉川駅西側エリアの二子玉川商店街では1日、「二子玉川商店街青空アート&マート大山みち2014」を開催する。同商店街の路上や商店の軒先で、二子玉川に縁のあるアーティストが作品発表・パフォーマンスを行うほか、同イベントの「名物」として浸透している路上落書き「アートマラクガキ」、二子玉川郷土史会と演劇百貨店がコラボレーションして演劇で二子玉川を再現する「砧線の走る頃」、同商店街内の「鮎ラーメン」店主による「鮎ラーメンダンス」、日本サウナー協会による「足湯につかりながら二子玉川に銭湯を!」などの実施も。開催時間は11時~16時。
「アートと商店が一体となって商店街の通りを彩る」同催しは、2011年の開催以来今回で9回を数え、昨年同時期には約8000人が来場。街に定着したイベントに成長した。今回は今年2月に二子玉川ライズ・オフィス棟12階に開設されたスルガ銀行二子玉川店/d-laboも参加し、同所内キッズルームで「青空いっぱいにみんなでラクガキしよう!」を行う。8月にオープンしたコミュニティースペース「フタコのへや」ではスタジオを特設し、インターネットで生中継するという新しい試みも。