「一般社団法人 日本マタニティフィットネス協会」は5月6日、二子玉川付近の河川敷の散策路で「多摩川マタニティウォーキング」を開催する。
同協会は、1981(昭和51)年から産婦人科医たち監修の下、妊産婦の健康づくりや産後の育児環境の改善、少子化対策に寄与することを目的とし、マタニティーフィットネスに関する研究、指導者の育成、情報提供、実施施設への協力などの活動を展開している。
同会では2005年より毎年4月に「日本最大級」の妊婦ファミリーと産後ファミリーのイベント「マタニティ&ベビーフェスタ」を開催しており、マタニティーフィットネスの体験コーナーとして「マタニティウォーキング」というプログラムを実施。ここ数年のウオーキングブームが追い風となり、妊婦からの人気が高まっていることを受け、屋外でのイベントを初開催する。
実施場所に二子玉川周辺の多摩川河川敷の散策路(多摩川岸辺の散策路~世田谷区立二子玉川公園)を選んだ理由について、同会理事でチーフディレクターの小林香織さんは、昨年7月に整備された河川敷の散策路があること、近隣の商業施設がにぎわっていることなどを挙げる。「カップルや家族で参加し、ウオーキングで体の中がきれいになった後、そのまま二子玉川でデートや家族での時間を楽しんで気持ちもハッピーになってもらえるのでは」。
同ウオーキングの歩行距離は4.1キロメートル。大田区の多摩川台公園を出発し、同散策路を歩いて二子玉川公園でゴールする。イベントには同会の専門インストラクターが付き、ウオーミングアップ方法や安全で効果的な歩行を指導する。
小林さんは「妊娠されて、おなかの赤ちゃんのために何かしてあげたいな、と思っている方にはぜひ参加していただきたい。自然の中で楽しくお産の体づくりをしながら、おなかの赤ちゃんとの時間を楽しんで」と呼び掛ける。
集合時間は9時15分で、ゴールは12時ごろ。参加資格は正常妊娠で35週までの妊婦(家族同伴可)。要事前申し込み。先着50家族。参加無料。