見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

二子玉川で「たまがわアマゾン展」-巨大ワニロボット、日本初公開の古代魚など

全長7メートルの巨大ワニロボット。赤ちゃんワニを守っているイメージ。

全長7メートルの巨大ワニロボット。赤ちゃんワニを守っているイメージ。

  • 0

  •  

 玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)の西館1階アレーナホールで7月25日から、「たまがわアマゾン展 ~この夏、ニコタマにアマゾンがやってくる!~」が始まった。

日本初公開の「スケルトンプラチナアロワナ」

[広告]

 毎年多くの人でにぎわう夏休み恒例の企画展。今年は、1895(明治28)年11月5日に「日伯(ブラジル)修好通商航海条約」調印から120周年という時機を受けて、日本から約2万キロ離れた「地球の反対側」のアマゾンの自然だけでなく、ジャングルで暮らす先住民の文化にもスポットライトをあて、展示物を一同に紹介する。

 1980(昭和55)年に単身ブラジルに渡って以来、数多くの新種の魚類を発見し、世界中の川を探索しているという松坂實さんの協力のもと、日本初公開の生体(アルビノドカンマウス、スケルトンプラチナアロワナ、ネブリナティンガボアほか)など貴重な魚や両生類、昆虫を約50種展示。ホール内では映画「アマゾンの大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう」の映像を7カ所で放映し、各所で本物のアマゾンを感じることができる。

 アマゾン川の生き物の展示だけでなく、40年以上に渡ってアマゾンの自然環境を研究し続けている「アマゾン先生」こと山口吉彦さん監修で「もはや現地でも入手不可能」と言われるアマゾン先住民の民族衣装や装飾品コレクションなどを展示する「民族文化紹介」ゾーンも「見どころの一つ」と、 同S・Cの企画担当者。

 ほかにピラニア、ブルーカンディルのえさやりショー、最新アマゾンの大自然や生物を紹介する「アマゾンシアター」ゾーン、全長約7メートルの動く巨大ワニロボットの展示ゾーン、アマゾンを代表する魚類約50種類と両生類やヘラクレスオオカブトなど昆虫の生体を展示する「生体・はく製展示」ゾーン、松坂さんがアマゾンで捕獲した日本初公開の魚類などを間近で見られる「日本初公開品種」ゾーン、全長2メートル超の巨大ピラルクーと一緒に撮影ができる「記念撮影」ゾーン、工作教室を行う「ワークショップゾーン」など全部で7つのテーマで楽しむことができる。

 アマゾンの自然環境を学ぶと同時に、地元の多摩川の理解と環境保護への関心を深めてもらおうと、二子玉川の多摩川河川敷で活動をする「NPOせたがや水辺デザインネットワーク」の協力を得て「多摩川は身近な自然のタカラ箱」と題したパネル展示コーナーも。

 同企画展と連動し、館内4カ所のポイントでアマゾンスタンプを集めるとプレゼントを進呈するスタンプラリー(1枚300円)、同展入場券の半券提示で特典が受けられるレストラン・物販キャンペーンも展開している。

 開催時間は10時~20時。(最終日は18時まで。最終入場は閉場の30分前まで)。入場料は大人=600円、小人=400円(3歳~小学生)、3歳未満無料。8月19日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース