イッツ・コミュニケーションズ(世田谷区玉川2)は9月1日から、二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業において完成した二子玉川ライズ・タワーオフィス屋上階に、「ライブカメラ(HD)」を設置し、同社のチャンネルほか、各種メディアへの映像配信を開始した。
地上138メートルより望むライブカメラによる映像は、二子玉川周辺の多摩川を一望し、富士山の眺望を楽しむことができる。また、悪天候時には河川の状況などの監視カメラとして、地域住民や接続世帯(約81万世帯、今年7月現在)などへ増水や道路の状況をライブで伝え、速やかな安全確保の判断材料として利用する。
同カメラの映像は「イッツコムチャンネル」(10ch/11ch)、「イッツコムチャンネルライブ」(CATV119ch)で放送するほか、同社が4月に提供を開始した無料のコンテンツアプリケーション「LiDi(リディ)」を利用することでスマホ・タブレットからも見ることができるという。
4月24日にオープンした、隣接する「iTSCOM STUDIO &HALL 二子玉川ライズ」のサブコントロールルームからリモートコントロールが可能で、公開型生中継や番組収録での映像放映に加え、スタジオ&ホールの正面外壁に設置した200インチ以上の大型デジタルサイネージで映像を映し出すことや、二子玉川ライズのエリア内や東急線沿線に設置されたデジタルサイネージと連携することもできる。