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二子玉川ライズのリボンストリート、東京都市大が光の演出 産学連携で初の試み

冬季環境演出「ときの旅人」イメージ画像

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 二子玉川ライズ(世田谷区玉川1)内の遊歩道リボンストリートで11月14日、東京都市大学(世田谷区玉堤1)とコラボした冬季環境演出「ときの旅人」が始まった。

東京都市大学の小林教授とプロジェクトリーダーの今村さん

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 同大との産学連携による初の試みという同演出は、同日スタートした冬季イベント「Winter Rise2015」の一環。同大学工学部建築学科の小林茂雄教授と同研究室の所属学生たち20人が演出を手掛ける。同研究室が培ってきた「空間心理に基づく光環境に関する研究成果」を、学生主体のフィールドワークを通して地域へ還元する地域貢献活動として行った。

 テーマは「環境の揺らぎ」。二子玉川の環境の特徴である「光」「川」「風」をイメージし、多摩川の水と行き交う人々の流れなど、移り変わる時を光の反射を用いて表現した。同所のガレリアからつながる商業通路・リボンストリートの大階段には、水を模したホログラムシートの装飾を施し、太陽光や照明の反射を利用した水しぶきを演出。植え込みには、川の流れを連想させる青い照明を設置し、川に浮かぶ島や多摩川を表現しているという。

 小林教授は「この演出を通じて二子玉川の街の風や樹木、川などの自然をあらためて感じ取ってほしい」と話す。プロジェクトリーダーを務める同研究室4年の今村梨紗子さんは見どころについて、「環境に反応して光の表現が変わる、そのタイミング」と明かす。

 期間中、LED電球で光る花を作るワークショップ「ライズ花筏(はないかだ)プロジェクト」を開く(12月4日~6日)。開催場所は同大学夢キャンパス=4日14時~21時、二子玉川ライズ 中央広場=同5日、6日16時~21時。

 同大による光の演出は来年2月29日まで。

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