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二子玉川の水辺に一日だけの「商店街テーマパーク」 仕事体験、オリジナル通貨も

昨年「いちにち商店街」の様子

昨年「いちにち商店街」の様子

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 二子玉川の水辺にある「世田谷区立兵庫島公園」(玉川3)で11月29日、体験型イベント「いちにち商店街」が開かれる。

昨年の「いちにち商店街」の様子

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 世田谷南側の玉川地区16商店街で構成された「いちにち商店街実行委員会」が主催する。区が管理する多摩川河川敷の同公園を会場に地元企業や店舗、区の関連団体、消防署や警察署が参加し「一日だけの商店街テーマパーク」を出現させる。

 当日は公園内を「住宅エリア」「スペシャルエリア」「ひろばエリア」「ステージエリア」「まちなかエリア」の5つに分け、同イベントでしか味わえない各商店街の「おいしいもの」や「たのしいこと」のほかに、子どもたちが積極的に「まち」に関われるさまざまな「体験」を用意する。「非日常的な空間」にいつもの商店街を出現させることで「商店街の記憶」を呼び起こし、大人と子どもが一緒に「何か」を行う中で「まちは遊び場であり、皆が活躍できる場所」(同イベント企画担当者)であることを伝える狙い。

 参加者は、各ブースに提示された「求人票」をもとに、「お店の魅力アピール」や「防犯のよびかけ」「駅係員たいけん」「信用金庫の職員たいけん」「お笑いコンビのお手伝い」「たき火の安全を守るお手伝い」など、各種の「おしごと」を体験すると報酬を得ることができる仕組み。報酬は同イベントオリジナル通貨「ガーヤン」で支払われ、会場には同通貨でしか手に入らない「スペシャルアイテム」が用意されているという。

 「スペシャルエリア」には、かつて二子玉川にあった遊園地を思い起こさせる、スケールの大きなアトラクション「バンジー体験」や「のるるんふわふわ」も。

 大武浩実行委員長は「一日で消えてしまうのがもったいないほど中身が濃いものになった。ご家族・お友だち皆で楽しめるので、積極的に体験するもよし、のんびりと河原でくつろぐもよし、ゆるキャラと触れ合うもよし、思い出を残してもらえたら」と話す。

 開催時間は11時~15時。雨天中止。

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