二子玉川ライズ オフィス棟8階の「カタリストBA」(世田谷区玉川2)で2月20日、「二子玉川 エリアマネジメントシンポジウム」が開催される。主催は「二子玉川エリアマネジメンツ」。
昨年4月に、玉川町会、東神開発、東急電鉄が共同で二子玉川における持続的な街づくり活動を進めるマネジメント団体として、「任意団体」の形式で組織を発足した同団体。
三者は発足以前から、地域の祭事運営や防災関連、交通安全の取り組みなどを行ってきたほか、街づくり基本方針案の策定など計画的に街の課題を解決することを目的とした各種の活動を共に進めてきた。
ボランティアや寄付などの善意の協力や行政からの補助金に支えられ同活動を行っていたが、団体設立により、一部の活動において対価を得る仕組みを構築し、収益を各活動へ一定のルールに基づき配分をするなど、経済面でのマネジメントも行い、自立的・継続的な街づくり活動の展開を目指す。
同シンポジウムは今回が初めて。当日は、議論の結果を報告するほか、実際の活動者や有識者と共に、二子玉川のエリアマネジメント活動について考えるという。保坂展人世田谷区長も同イベント内のパネルディスカッション「エリアマネジメントに期待するまちづくり」に参加する。
同団体代表理事の佐藤正一さんは「昨年4月に発足した二子玉川エリアマネジメンツが、約1年間の議論を経て始動する。その一歩は小さいかもしれないが、私たちが『何に取り組もうとしているのか』『何を目指しているのか』を少しでも理解し、一緒に取り組んでもらえるような機会になれば」と期待を寄せる。
開催日時は2月20日13時30分~16時。事前申込制。入場無料。