二子玉川ライズ・オフィス棟内にある東京都市大学・二子玉川 夢キャンパス(玉川2)が6月1日、開校1周年を迎えた。
昨年6月、東京都市大学の創立90周年と創立100周年に向けた中長期計画「東京都市大学アクションプラン2030」の一貫としてオープンした同キャンパス。敷地面積は約574平方メートル。
同キャンパスでは「夢を持ち寄り、夢を見つけ、その夢の実現を支える拠点」をコンセプトに掲げ、「地域密着」をテーマにさまざまなイベントやワークショップを開催しており、これまで1年間、同大学の学生による研究活動から一般に向けた活動、地域との連携活動などのイベントやワークショップを112件行い、年間利用者が1万263人に達したという。
「最近は、地域団体などからの要望もいただいており、理想としている運用方針に近づいている」と同大学企画室の外智晃さん。今後も、学生を交えた地域団体とのコラボレーションや、子どもたちに科学などの楽しさを教える活動に力を入れていくという。
「はじめの1年は、スタートということもあり様子見の部分もあった。今後は、夢キャンパスだけではなく、世田谷キャンパスや高等学校とも縁がある多摩川を中心にさまざまな活動を行いたい」と意欲を見せる。
開館時間は、平日=10時~19時、休日=10時~16時。