東京都市大学(世田谷区玉堤1)が11月、風呂好きな人を増やす目的で関東地域の大学として初めての「おふろ部」を発足し、活動をスタートすると発表した。
同部は関西圏で始まった産学連携による活動。ノーリツと連携し、単身者向け住宅の普及などの浴室環境の変化や時間の節約を理由に若者の入浴離れが進む中、学生の視点を取り入れて入浴の魅力を発信する。現在の部員は7人。
同大生を対象にオリエンテーションやワークショップを行うキックオフイベントが9日に行われ、参加学生からは、「とても面白かった」「お風呂について興味が湧いた」などの声が上がった。同部による活動は、大学生や社会人、子育て世代をターゲットに学生がライターとして記事を作り、ウェブサイト上で公開する。
同部部長は「お風呂に関する『えっ、そうなんだ』『へぇ、試してみよう』『ほんとに良かったぁ』と思ってもらえる情報を部員みんなで知恵を絞って発信し、その輪をさらに広げていきたい」と意気込みを見せる。