二子玉川駅近くに4月28日、商業施設「キュープラザ二子玉川」(玉川2)がオープンした。
「豊かな空間・時間を感じる」をコンセプトにした同施設は、テラスやドライエリアを広く設けることで、開放的な空間を演出し、在来種山野草を組み合わせた植栽や外観に枕木を取り入れるなど自然を感じられる施設となっている。
出店店舗は、二子玉川エリア初出店となるアウトドアメーカー「モンベル」(1階・2階)やクライミングジム「フィッシュアンドバード」(地下1階)、「アジアンビストロ ダイ」(同)、新業態のカフェ・レストラン「チカマ」(3階)の4店舗。
モンベルは都内で2番目の広さを誇る店舗面積で、大人用から子ども用までのウエアやギアの同社商品を展開する。クライミングジムフィッシュアンドバードは、高さ4メートルのクライミングウオールを屋内に設け、未経験者の講習やレンタルシューズの貸し出しなど初心者から上級者まで楽しむことができるという。
アジアンビストロダイは、エスニック料理を中心に世界各国の料理を楽しめるアジアンリゾートスタイルのレストラン。二子玉川店ではカフェメニューを充実させ、昼から夜まで料理を楽しむことができるようにする。新業態のチカマは、チリの郷土料理セビーチェやビザ窯で焼き上げたピザ、イタリアンや多国籍料理を提供するカフェ・レストラン。深夜0時からはバーカウンターのみの営業となる。
同施設の広報担当者は「当施設では1店舗あたりの面積を広く取り、各店が独自の世界観をつくれるような設計にしている。テラスやドライエリアを設けているので、周辺の自然を取り入れながらにぎわいや開放感を演出するなど、訪れるお客さまが日々の豊かさに気付くきっかけを提供できれば」と話す。