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二子玉川のウェブメディア「フタコロコ」が新機能「まちマップ」リリースへ

「フタコロコ」編集メンバー

「フタコロコ」編集メンバー

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 「二子玉川100年懇話会」の「まち情報プロジェクト」から展開したウェブメディア「futakoloco(フタコロコ)」が12月25日、新機能「フタコロコまちマップ」をリリースする。

 二子玉川100年懇話会は、二子玉川駅周辺の町会である玉川町会が中心となって立ち上げた「100年先を見据えたまちづくり」を考えるための会。地域の関係団体、企業、小学校やPTA、世田谷区、玉川警察署、二子玉川商店街などとともに、2カ月に一度、情報交換と交流を促進するプラットホーム。

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 同会では、まちづくりに取り組む有志により、同地域の世帯へ向けて歴史や地理などの情報を掲載した「ものしりマップ」(2010年)や災害時の緊急避難経路や避難場所などをまとめた「震災対策マップ」(2011年)の作成や配布、震災時の共助の仕組みである「ご近助広場」の構築、町会掲示板の有効活用を行う「掲示板リデザインプロジェクト」など、さまざまな取り組みが行われてきた。

 2012年に同会内に「まち情報プロジェクト」チームが発足し、2013年から「掲示板リデザインプロジェクト」として、「まちに流れる情報をひとつの器に」をテーマに世田谷区と協働し、町会内(玉川1丁目~4丁目)に設置されている約20カ所の掲示板に災害情報や地域情報、イベント情報などを伝えるポスターやリーフレットなどの紙媒体で年4回、発行してきた。

 今年3月10日、同プロジェクトより誕生したウェブメディア「フタコロコ」がオープン。「二子玉川」と地元住民を意味する「ロコ」を掛け合わせた名称どおり、二子玉川エリアで活動する住民や在勤者、小中学生などの多彩なメンバー約20人が結集し、エリア内のイベント情報やグルメ情報、ニュース、フォトやコラムなどの情報をほぼ毎日発信している。

 12月25日には、同メディアが独自に設定する広域の二子玉川エリアのローカルデータを地図上に描画し、スマートフォン上で見ることができる新機能「フタコロコまちマップ」をリリースする。同機能では、世田谷区のオープンデータマップなどを活用した公園や文化施設、地域風景資産のほか、名所、自然環境、散策路と二子玉川商店街の店舗情報などの地域の総合情報をまとめた「FUTAKOロコマップ」や、世田谷美術館~静嘉堂文庫美術館~五島美術館の「二子玉川文化トライアングルエリア」の回遊コースを提案する「お散歩マップ」を公開。エリア内の避難場所や洪水危険区域などを総合・重層的に表示する「防災マップ」など、今後さまざまな地図情報の掲載を行っていく予定という。

 玉川町会事務局職員で同メディア編集長の小林直子さんは「フタコロコは、二子玉川のまちの情報を一つのデータベースで蓄積していく器であり、情報媒体であり、二子玉川の街の内外のつながりを生む窓となることを目指している。玉川町会は15年後に設立100年を迎えるが、この器が100年前と100先の未来をつなぐプラットホームとなるために、まちのさまざまな年代や立場による情報を収集し、蓄積・保管することを進めていきたい。まちマップは今年度の構築課題の一つで、ほかには記者育成やウェブページのデザイン性向上、地域連携と協力体制の構築などがある。2018年度は、防災データの整備や情報データ収集のためのリアルイベントとして街歩きツアーなどを開催する」と意欲を見せる。