イベント「二子玉川かわのまちアクション2019 橋シリーズ vol.2 ハシノオハナシ~橋のイロハ~」が5月18日、兵庫島公園そばの新二子橋第3橋脚で開催される。主催は、まちづくり団体「二子玉川エリアマネジメンツ」。
「かわのまちアクション」は、持続可能なまちづくりを目指す同団体の公益還元事業の一つで、河川の安全な利用とともに、水辺環境の向上と利活用について提案・実践することを目的に展開する。
同イベントは、今年1月に開催された「二子玉川かわのまちアクション2018 橋脚清掃&活用アイディア会議vol.1」に続き、2回目となる。前回の「橋脚活用アイデア会議」では、参加者から180以上の活用アイデアが出され、その中から最も実現の可能性が高い3つの企画も選出された。
イベントは、「落書き消し体験」「レクチャー」「アイデアトーク」「実演(ムービーの橋脚壁面投影)」で構成。
内容は、新二子橋第3橋脚の落書き消し体験をはじめ、第1回の振返りと提案アイデア紹介、東京都市大学の白旗弘実教授による橋の基礎知識「ハシノオハナシ~橋のイロハ~」のレクチャーを受けた後、「活用アイデア会議 橋のポテンシャルってなんだろう?」では、白旗教授、国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所の担当者、東京大学先端科学技術研究センター助教授で一般社団法人ソトノバ共同代表理事・編集長の泉山塁威さんと参加者で未来の橋についてアイデアトークを行う。
会議終了後、橋脚壁面をムービースクリーンにして、「国土交通省多摩川改修100年記念ムービー“The Odyssey of TAMA RIVER”」を投影し、橋脚活用の実演を行う。
同イベントの担当内野洋介さんは「『かわのまちアクション 橋シリーズ』は、多摩川を渡る国道246号の8本の橋脚を水辺の場づくりに活用したいという思いで始まった。水辺空間の活用に興味がある人、二子玉川が好きな人、橋マニアになりたい人など、気軽に参加していただければ」と話す。
開催時間は15時~19時。参加無料、軽食付き。定員40人。専用サイトで要事前申し込み。