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ライズのスタジオで初の子ども向けワークショップ-紙で「階段の国」作る

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 二子玉川を中心にとした「クリエーティブシティ」の創造を目指す「クリエイティブシティコンソーシアム」は今夏、二子玉川ライズ内の活動拠点である「カタリストBA」で、小学1年~6年の児童を対象としたワークショップを開く。

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 7月18日に開催された第1回のワークショップでは、普段は大人が集う「カタリストBA」に初めて子ども約15人が入り、NPO法人CANVASの運営で「紙の階段」を作るワークショップが開かれた。

 普段はセミナーやミーティングに活用されている100人収容の360度の円形スタジオで、蛇腹状に紙を折り畳んで階段をつなげ階段だらけに。「どんな住人がいると思う?」「どんな家があったら楽しい?」など、スタッフや子ども同士が会話して想像を膨らませながら、約1時間半かけて「階段の国」を作り上げた。

 子ども向けのワークショップという初の試みについて、同コンソーシアム事務局で東急電鉄都市生活創造本部事業統括部企画開発部の東浦さんは「クリエーティビティーを高めることの実験、実践の場である『カタリストBA』は、多様な人々が組織の枠組みを超えて交流することで新しいことが生まれることをめざしたプラットフォーム。今回は『世代の多様性』として子どものワークショップを企画した。これらの交流から、われわれもいろいろ学んでいる」と話す。「今後、地域や子どもとの交わりの場など、この場所を中心に『創造性の生態系』ができたら」とも。来年には、二子玉川地域全体での子ども向けワークショップも検討しているという。

 今回のワークショップは毎回テーマを変え、8月13日・27日にも予定しており、申し込みを受け付けている。詳細はCANVASのホームページで確認できる。

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