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二子玉川に酒販店「New Valley」 日常使いできる街のハブに

外観

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 酒販店「New Valley(ニュー バレー)」(世田谷区玉川3、TEL 03-6431-0132)が5月30日、二子玉川商店街にオープンした。

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 コンセプトは「街の酒屋」。英国王室御用達のワイン商ベリー・ブラザーズ&ラッドなどで15年以上ワインに携わってきた店主の千葉芳裕さんが、街や街の飲食店を活性化していくプラットフォームをつくりたいとの思いからオープンした。千葉さんは「良い飲食店がある街には必ずいい酒屋がある。二子玉川商店街に、店頭小売販売、カフェ、ワインバー、業務用販売の機能を兼ね備えた『酒屋』をつくることで、ここを起点にマーケットを変えていきたいと思った。味覚は主観的で一人ひとり違うもの。対面で話しながら、お客さまが本当においしいと思えるワインをていねいに提案できるのも『酒屋』ならではの魅力だと思う」と話す。

 店名の「New Valley」」は、ムーミンの異名を持つ千葉さんが以前住んでいたワイン好きが集まる自宅(通称ムーミン谷(=Valley)の空間を再現したいという思いから付けた。店内は、4~5人の客が集えるカウンターを中心にベンチなども配置、カフェやワインバー、食材やワインの購入など、さまざまな用途で気軽に立ち寄れるような雰囲気に仕上げた。店内面積は約10坪。

 店内のメニューは、約14種類の「グラスワイン」や「クラフトビール」(以上500円~)をはじめ、バリスタが入れるオリジナル焙煎(ばいせん)の「コーヒー」(400円)、ハンドドリップのシングルオリジンの「コーヒー」、芦屋の紅茶専門店Uf-fu(ウーフ)の紅茶(以上500円)などのソフトドリンクも用意する。今後は朝食のサンドイッチなども提供していきたいという。

 店内では、愛媛の梶田商店の「たつみ麦みそ」(610円)、千葉の馬場本店酒造の「最上白味醂」(850円)、北海道のチーズ工房白糠酪恵舎の「チーズ」(600円)などの食材をはじめ、DevilCraftのクラフトビール「Crispy Devil JPA」(500円)、FEVER-TREEの「トニックウォーター」(260円)、BBRの「No.3 London Dry Gin」(4,400円)、バックヤードのワインセラーには国内外の若手生産者のワインから市場に出回らない希少なワイナリーものなど、常時40種類以上のワインを取りそろえる。

 千葉さんは「この場所を近所の人たちが気軽に交流できる街のハブにしていきたい。ワインから食材まで、自分たちでテイスティングして納得がいくものだけをセレクトしているので、コーヒー1杯から、プロが選んだおいしいワインを楽しむなど、いろいろな使い方を見つけていただければ」と話す。

 メニューや営業の最新情報は、フェイスブックやインスタグラムで発信する。

 営業時間は、火曜~金曜=12時~22時、土曜=9時~22時、日曜=9時~19時、月曜定休。

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