夏休みイベント「ライズじゃあにぃ」が8月7日から、二子玉川ライズ(世田谷区玉川2)で開催している。
毎年夏休みの大型イベントを開催している同施設。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、地域の祭りや花火大会などのイベント中止が相次いでいることから、今までとは違ったアプローチで地域の人たちが夏の思い出づくりができる場を提供したいとの思いから企画した。
コンセプトは「旅(=じゃあにぃ)。いつもの街が、視点を変えるだけで発見に満ちた旅になる」。子どもの想像力に任せて二子玉川ライズを「旅」することで、違った視点で二子玉川ライズの面白さを再発見してもらいたいという。
絵本作家の荒井良二さんプロデュースの絵を描いたり、シールを貼ったりして自由に遊べる「ライズじゃあにぃブック(夏のらくがき帳)」を展開するほか、小さな象やメリーゴーランドが隠れていてほか、耳を澄ますと動物の鳴き声や花火の音が聞こえるなど、二子玉川ライズ内に設けた多彩な仕掛けが連動。「おうちでも、ライズでも、楽しめる」ことを追求した企画となった。
ワークショップは、「ライズじゃあにぃブック」の楽しみ方を「おうちで楽しむ編」と「ライズで楽しむ編」に分け、料理や工作など動画配信を行う。
「ライズじゃあにぃブック」は、同館内や近隣の幼稚園、保育園に配布するほか、ホームページでもダウンロードできる。
子どもたちが見つけたもの、描いたものを「#ライズじゃあにぃ」のハッシュタグを付け投稿した人の中から採用された人には、荒井さんのサイン入り絵本、オリジナルステッカーを進呈する。
同施設担当者は「目で見て、耳で聞いて、それぞれの発見を楽しみながら、ライズを『旅』してもらえる内容となっている。五感で楽しめる仕掛けがちりばめられているので、親子で楽みながら夏の思い出をつくっていただければ」と話す。
8月31日まで。