一般社団法人キネコ・フィルムが10月11日、新型コロナウイルス感染症の影響により11月3日から開催を予定していた「キネコ国際映画祭」を延期すると発表した。
世界各国からさまざまなジャンルの「今、見せたい映画」を集め、子どもたちの年齢に合わせて上映する同映画祭。2年ぶりの開催に向けて準備を進めてきたが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、2022年3月18日に延期することに決めた。これに伴い、8月28日から開始していた海外の長編・短編コンペティション部門の最優秀作品(グランプリ)を選定する子ども審査員「キネコ審査員」の募集締め切りも、1月10日まで延長する。
同映画祭広報担当の上田芙雪さんは「心待ちにしている皆さんや関係者の方には迷惑を掛けることになるが、より安心・安全にイベントが開催できるように準備を進めていきたい。来春に向けて新企画も検討中なので、楽しみに待っていてもらえれば」と話す。