日本初アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022(以下SSFF & ASIA)」は6月17日・18日、iTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ(玉川1)で「キッズプログラム」上映イベントを開催する。
同イベントは、SSFF & ASIAが昨年、Insight Tech(新宿区)と共同で実施した「映画祭および映画に対する不満」に対するリサーチの結果、「小さな子どもがいる家庭は映画鑑賞への心理的ハードルが高い」という課題が見つかったことを受けて企画した。
日本をはじめ、カナダ、ドイツ、ニュージーランドなど、世界各国のダイアローグ(対話)のない作品を中心に、集中力が続きにくい子どもでも鑑賞できるよう1作品10分以下の12作品をラインアップ。会場内は照明を暗くし過ぎず、ベビーカー置き場の設置や、MCからの呼びかけで子どもが声を出しても構わない雰囲気づくりを行い、出入り自由な映画空間を提供する。
同映画祭実行委員会は「さまざまな国の文化や価値観など、子どもと楽しみながら学べる映画時間を提供していきたい。見終わった後に『どうして主人公はあんな表情をしていたのか』『私だったらあの時どうする』など、親子で話し合うきっかけになれば」としている。
入場無料。映画祭オンライン会場でも今月20日まで配信する。