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上野毛にカフェ「喫茶晴龍」 地域情報発信の拠点に

「喫茶晴龍」 店内の様子

「喫茶晴龍」 店内の様子

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 「喫茶晴龍(せいりゅう)」 (世田谷区上野毛1、TEL 03-6432-1031)が9月30日、上野毛交番裏近く上野毛通り沿いの「カミノゲンバ」跡にオープンした。運営は三光商事(世田谷区駒沢)。

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 閉店したカフェ跡地の再活用を考えていたという同社が、「カムイホールディングス」「UNITEQ(ゆにてっく)」「アス職」「ザイオン」の4人の経営者の知り合いに声をかけたことから、共同運営することになったという同店。

 コンセプトは「コラボレーション」。店長の後藤昭人さんは「自分の本業は人材コンサルタントで、他のスタッフも不動産業、人材コンサルタント、システム関連などさまざまなビジネスの事業主なので、それぞれの人脈を生かして異業種とのコラボレーションを強化していきたい。商店街の入り口にある立地を生かして、商店街への集客のサポートをするなど、互いに支え合う仕組みを作っていければ」と話す。

 店内は、イチョウの木で作ったカウンターをはじめ、インナーテラスをイメージしたエリアも設け、子どもや犬連れの客も利用しやすい空間にしたという。席数は、カウンター=5席、テーブル=35席。

 「コーヒーハンター」川島良彰さんが輸入・販売を手がける「ミカフェート」(千代田区)の豆を使ったというコーヒーは、中深いりのコロンビアナダークを使った「晴龍ブレンド」(550円)、アラビカ種カティモールとティピカを組み合わせハンドドリップで入れた「ドイ トゥン」(800円)、「カフェラテ」(650円)のほか、コーヒーが飲めない人や子ども用の「ミルク」(550円)、「ジュース」(500円)を用意。店内ではミカフェートのコーヒー豆販売も行う。

 フードは、「ホットサンド ベーコン&チーズ」「ホットサンド クリームチーズ&メイプルシロップ」(以上600円)をはじめ、「ホットロール カレードッグ」「ホットロール あんバター」(以上500円)などに加え、「オートミールクッキー プレーン」(200円)、「チーズスコーン」(400円)、「カヌレ」(450円)などのスイーツも用意する。

 今後は、占い、フラワーアレンジメント、みそづくり、「おいしいコーヒーの入れ方」などのワークショップや、演奏会、地域のイベントへのスペース貸しなどにも力を入れていく方針という。

 後藤さんは「地域の人たちへの情報発信の拠点にしていきたい。おいしいコーヒーが飲みたい時、家族や友人、愛犬との時間をゆっくり過ごしたい時など、地元の人が気軽に立ち寄れる場所になれれば」と話す。

 営業時間は10時~18時。

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