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二子玉川でシンポジウム 「大学と連携したまちづくり」テーマに

昨年のシンポジウムの様子

昨年のシンポジウムの様子

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 「第9回二子玉川エリアマネジメントシンポジウム」が6月23日、玉川町会会館(世田谷区玉川2)で開催される。主催はまちづくり団体「一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ」。

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 同法人の活動や意義についての理解を地域住民に深めてもらおうと、2016(平成28)年に始まった同シンポジウム。昨年は100人近くの人が参加し、「ひとが繋(つな)がる公共空間の作り方」をテーマに話し合った。

 今年は、二子玉川地域活動支援事業「フタコファンサポート」や路線バス車両を活用した産学連携イベント「Mizube “BUS” Base(ミズベ バス ベース)2023」などについての活動報告や中期計画の発表を行う。東京都市大学准教授の斉藤圭さんによる「エビデンスベースドな『歩きたくなる』環境まちづくり」をテーマとした学生研究発表を行うほか、ビットメディア社長の高野雅晴さんをゲストに迎え「5G実証実験」についても紹介する。

 後半は、昭和女子大学教授の鶴田佳子さんによる基調講演「大学の地域・社会との関わり方 昭和女子大学のプロジェクト活動を通して」、産業能率大学教授の中村知子さんによる活動紹介「二子玉川での大学連携によるまちづくりの実例」に続き、パネリストに鶴田さん、中村さん、二子玉川商店街振興組合理事の鈴木さんを迎え「大学連携によるまちづくり活動の有効性と問題点」についてパネルディスカッションを行い、最後に世田谷区長保坂展人さんによる講評を受ける。

 当日はオンライン配信も行い、リアルタイムでの質疑応答ができるようにしたほか、グラフィックレコーディングを使って、シンポジウムの様子を文字やイラストを使ってリアルタイムに記録・可視化して、参加者にシェアする。

 同法人事務局の内野洋介さんは「今後、当法人の活動や二子玉川地域のさらなる活性化のためには、学生の持っているエネルギーや探求心、大学の研究室などから得られるアカデミックな知見などが必要不可欠と考え、今回のテーマを選んだ。この街に関わる人たちと一緒に、『大学と連携したまちづくり』について考えていきたい。これからの未来を担う、Z世代、2010(平成22)年から2024年ごろまでに生まれたα世代の人たちにも『まちづくり』に興味を持ってもらうきかっけになれば」と話す。

 開催時間は13時~16時。参加無料。要事前申し込み。

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